カップヌードルの逆襲4-2
5I(ファイブアイ)ルール/5I(ごあい)の法則
用途提案といっても、なにも難しくありません。
食品の用途提案は、乾物等の袋の裏に、よく書かかれてありますね?
「味噌汁に。和え物に。酢の物に」等々一度は見かけたことがあるでしょう。
花束やワインは「お祝いに。誕生日に。贈答用に。想いを伝えるために」等々
ビデオやカメラは「旅行に。子供の成長記録に。ビジネスのメモ代りに」等々
あちこちにありふれています。要するに「このように使えますよ?」と用途を提案すること。
用途提案によって「あ、そうか。そりゃいい」と気づかせて購入を促す仕組み。
それら誰にでも思いつきそうな用途提案に対し、アイスカップヌードルが一線を画しているのは、
1)氷を入れるだけというシンプルなアイデア
2)お湯で温かく食べるカップヌードルを、氷で冷たく食べるというインパクト
3)興味をそそる、珍しい食べ方
4)作り方(レシピというほどではありませんが、作り方をTVCMで放映中)
5)思わずやってみたくなる楽しさ
という5I(ファイブアイ)ルールが揃っていることです。
5I(ファイブアイ)ルール、または、5I(ごあい)の法則とは、
Idea(アイデア)
Impact(衝撃)
Interest(興味)
Information(情報)
Impulsion(衝動)
以上5つの要素の頭文字Iのこと。商品名や会社名などのネーミングを勘案する際にも用いられます。
5Iルールに則った用途提案となると、チョチョイのパッで思いつくレベルではありません、寝ても醒めても考え続けているうちに閃く。そんなものです。
おそらく日清食品には、考える風土が根付いているのでしょう。
カップヌードルの逆襲
https://note.com/tanaka4040/n/n3da12b734b77
カップヌードルの逆襲4-1
https://note.com/tanaka4040/n/n13288bb88fbc
カップヌードルの逆襲4-3
https://note.com/tanaka4040/n/n0ec6692042ef
カップヌードルの逆襲4-4
https://note.com/tanaka4040/n/nec08276f6e0b