お腹がすいたらスニッカーズ


「お腹がすいたらスニッカーズ」のコピーで、食べごろを提案しているのが、スナックバーのスニッカーズ。

間食としての菓子を、空腹にフォーカスして、いつ食べるか訴求しています。

食べ頃、飲み頃というと、どうしても「おいしく出来あがる瞬間」に焦点をあてがちですが、それは、作る側・売る側の視点。

それが間違っているということではなく、

「買う側の視点(おいしく食べたい瞬間)も切り口にしてみませんか?」

ということです。

スニッカーズは、空腹という、人間のインサイトに基づいています。

アイスカップヌードルの「冷たく食べる」もインサイト。

暑ければ、冷たいものを欲するのが、人間の根源的な欲求。

翻せば「お腹が空いた。空腹を満たしたい」や「暑い。体温を下げたい」といったインサイトの元では、スニッカーズだろうと、アイスカップヌードルだろうと、何だってイーんです。問題は、

「お腹がすいたら、当社の商品」

「夏は冷たく、当社の商品」

といった切り口を、考えられるかどうか?

その切り口を考えたら、あとはテストしてみるだけ。

用途提案は、巨大メーカーにのみ許されたマーケティングではありません、町の肉屋さんが、

「お腹がすいたら、揚げたてコロッケ」「夏は冷たく、コールドチキン」

と店先に貼り出すだけ。その紙一枚が、用途提案になります。

カップヌードルの逆襲
https://note.com/tanaka4040/n/n3da12b734b77

カップヌードルの逆襲4-1
https://note.com/tanaka4040/n/n13288bb88fbc

カップヌードルの逆襲4-2
https://note.com/tanaka4040/n/n48da18cdd13c

カップヌードルの逆襲4-3
https://note.com/tanaka4040/n/n0ec6692042ef

カップヌードルの逆襲4-4
https://note.com/tanaka4040/n/nec08276f6e0b

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