「フルスイング」でフィードバックするという文化
棚卸し第三弾。
フィードバックの考え方について。
フィードバックは前進のためにある
フィードバックは質が重要です。
ここ最近で違和感を強く感じているのが、「言いたいことだけを言うフィードバック」。
「ご意見ください」に対しての返しはそれでもいいかもしれません。
きっとそれが求められている。
ただ、ゲートウェイ機能としての人間からのフィードバックは、言いたいことを言うだけでは価値がない。
みんな仕事を前に進めたい。
前進できなければ、フィードバックの意味がない。
自己満足のための機会ではないし、自己顕示欲を見せつける場面でもない。
フィードバックする側も責任を持つ。
だからこそ前進できる。
フルスイングでフィードバックするという考え方
前進は仕事だけでなく、キャリアにも必要。
業務内容以外に対しても、評価面談や1on1で働き方に対してもフィードバックはあります。
面談で中途半端なことを言っても、何も刺さらないし何も変えられない。
いずれのフィードバックも、本気で向き合うからこそ伝わることがある。
それがフルスイングフィードバックです。
ただキツイことを言えばいいのではなく、どう伝えたら変わってもらえるかまで考え抜き、言いづらくてもあえて伝える。
怒号を飛ばせばいいわけではなく、本当に痛いところを突くように。
間違いを指摘すればいいわけでなく、期待を込めて望む未来に近づくように。
相手のハートのど真ん中を捉えて、フルスイングするようにフィードバックする。
素直に受け止める人が一番成長する
本気のフィードバックは耳が痛い。
痛くなければ意味がない。
図星を突かれると、真正面から受けとめるのは勇気がいる。
逃げる事は簡単にできるからこそ、受け止めて立ち向かえる方が強くなる。
言い訳が多い人で成長する人を見たことがない。
年が重なるごとにプライドが高くなり、言われたことを素直に受け入れられない。
成長し続ける人は、良いフィードバックループの中に居続け、それをすべて素直に受け止め続けるのだと思います。
相手のための本気のフィードバックと、素直に受け止め続けること。
これが「フルスイング」でフィードバックするとという文化です。