Takehiro Nagi

株式会社ブライトログ創業メンバー←DeNA。ビジネスモデル、スタートアップ、ものづくりが好き。 地方案件やスモールブランド、webメディアを中心に、新規立ち上げやコンテンツ制作を担当。ものづくりを伝える「セコリ百景」、実験空間「天窓」やってます。趣味はサーフィン。

Takehiro Nagi

株式会社ブライトログ創業メンバー←DeNA。ビジネスモデル、スタートアップ、ものづくりが好き。 地方案件やスモールブランド、webメディアを中心に、新規立ち上げやコンテンツ制作を担当。ものづくりを伝える「セコリ百景」、実験空間「天窓」やってます。趣味はサーフィン。

最近の記事

自分自身の「解像度」を高めること

インタビューの仕事で色々な人の考えを聞き文字にしているのに、自分の考えを文章にする機会が意外と少ない。 だからこそ、考えてることを意識して文字にしていこうと思うようになった。 ここ数年、意識しているのが、自分の考えや気持ちの「解像度」を上げること。 平たく言ってしまえば「なんでこの行動をとったのか」を言語化できるようにすること。 行動の言語化 例えば「このシャツ欲しい」と思ったときに、要素を分解するように心がけています。 シルエット、色、柄、素材、詳細のデザイン、価格、ブ

    • ライターがインタビューする際に準備する事

      この5年ほどで、求人記事のインタビューや経営者インタビューなど、ビジネス系をメインに1000件近くインタビューしていると思う。 フェーズも変わってきて、人にお願いしないと回らない部分も出てきているので、せっかくだからnoteにまとめたい。 半分は備忘録みたいなものだし、一種の引き継ぎ資料だ。 前提の条件取材相手・テーマが一定決まっているビジネス系の取材。 ※できるだけ汎用性は高めたいが、グルメ取材や体験記事などに活かせるのか未知数。 外せないのは事前のすり合わせまず、

      • 自動運転に一方的に期待し、勝手に失望した話

        題名の通りなのだが、新しい技術が好きな僕は「自動運転」に一方的に過度な期待をしていた。何かで読んだのか、誰かにそんな話を聞いたのか定かではないのだが、自動運転がもし普及したら、 車での移動中に仕事を含め様々なことができる。車移動により「運転の時間」だったものが「自由な時間」になり生産性が飛躍的に上がる。 今後は、社内で過ごす時間を取り合うような世の中になる。 という勝手な幻想をいつしか抱いていた。 しかし、今日そんなこともないなと改めて感じた。 長距離移動することは、そ

        • 「正義」の敵は「悪」ではなく、「別の正義」

          RPAサービスを提供している社長さんのインタビューをしていて、考えさせられた。 RPAでの、業務効率化って会社や社会の側面から見れば、省人化につながるし、生産性向上につながるから「良い」側面はある。でも、個人の幸せって考えると、単純作業が得意で、好きで、それで会社に貢献してた人から見ればどうなんだろうね? と言っていた。 僕は、IT・テクノロジー信者なので、それは世の中全体で見れば「正義」なんじゃないのか?と思う。ただ、個別最適的な「個人の幸せ」って尺度で測るとなんとも

          「例え話」って、相手の事を知らないとできないよね

          コミュニケーションとるときに、複雑なもの、説明すると長くなるものを簡単に伝えようと思ったら、例え話ってすごく便利だなと思う。 で、気付いたのが例え話が、的確にできても全く響かないケースがあること。 この原因を僕なりに考えてみた。 「例え話」ってそもそもなに?例え話をする際の思考の流れを整理すると、 具体事象 → 抽象化 → 別の具体事象化 となると思っている。 意識・無意識は別にして、一度抽象化して別のものに置き換えることになる。そもそもの例え話が的確でない場

          「例え話」って、相手の事を知らないとできないよね

          「夫婦喧嘩」と「抽象化」

          1年の同棲を経て結婚して、約6年。 なので、妻と7年近く一緒に生活しているのだが、最初の2年ぐらいはとにかく喧嘩が絶えなかった。 適切な言葉がないので「喧嘩」と書いているが、8割ぐらいは僕が一方的に注意を受ける状態。 この「注意」から、30代も半ばのいい歳で「反省」「抽象化」について意識したので言語化しておきたい。 「反省」を調べると、 普通のとらえ方や自分の普段の行動・あり方を振り返って、それでよいか考えること。 と出てくる。 35年間、普通に(すくなくとも僕はそ

          「夫婦喧嘩」と「抽象化」

          インタビューの価値をそれぞれの視点で整理した

          僕は、制作会社としてお客さんの仕事をするなかで、年間150−300件程度のインタビューを数年に渡って行っている。 インタビュー対象はスタートアップ経営者、スタートアップ社員、ものづくりの職人である場合がほとんどだ。掲載メディアの特性上、その人が何を考え、なぜそれをやっているかをインタビューすることとなる。 それだけの回数を経験しても、いまだに「今日は良かった」「なんかうまくいかなかったな」とばらつきがあるので、なぜそうなるのか疑問をもった。 上の図は、インタビュー対象者

          インタビューの価値をそれぞれの視点で整理した

          「社長ライター」って職種を考えた

          とある打ち合わせの雑談の中から「社長ライター」って仕事を思いついた。「社長秘書」と同じような意味合いでイメージしてほしい。 秘書のように、日々社長と一緒に行動して、下記のようなことを文章にしてアウトプットできるライターをイメージしている。 【執筆する内容】 ・おもしろい雑談 ・出せる範囲でのミーティング内容や発言 ・社員に対して話したビジョン ・外部イベントなどへの登壇 社内での雑談やミーティングの内容は、外部に向けてアウトプットされることはほとんどない。でも、その部分に

          「社長ライター」って職種を考えた