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Summer Sonic 2024 参戦記

▽はじめに
今回初めてサマソニに参加しました。
ネットでみなさんが書いてくれてた内容がかなり参考になり大変助かったのと、こういうのは多角的な情報があるほどいいかもと思ったので、自分も言語化のトレーニングと思ってウェブに残しておくことにしました。(一番は来年の自分のために、ですが、、)
ちなみに全然書くつもりがなかったこともあり写真は少なめです。あしからず。


▽わたしの前提
・ことしが自身初めてのサマソニ参加
夏フェスは2022のロッキンジャパン(蘇我開催)とグリーンローカルフェス2023のみ経験ありです。普段ライブハウスでのライブにはよく行きますが、やっぱり野外フェスは別物です。
・体力は人並み
普段晴れの日は自転車通勤(片道10km近く)しているとはいえ、やっぱり20代と比べたらイマイチです(特に最近は自転車に十分乗れてなくて運動不足)。
・音楽観
当方洋楽的時間軸は2010年頃で止まっています。普段は偏ったオルタナティブロックしか聞かないのでそれ以外のジャンルについては全く予備知識がありません。あしからず。偏食なので楽しめるか不安でしたが、全然心配いりませんでした。

▽Summer Sonicとは

入り口の雰囲気 快晴激暑!


周知の事実もありますが、一応さらっと概要を。

・東京大阪で2日間開催される大型フェス(過去の周年には3日間開催もあったみたい)
・東京会場は東京といいつつ千葉幕張メッセとzozoマリンスタジアムを使用した大規模フェス。(東京じゃねぇな!千葉だな!)
→両者間の距離は徒歩15-20分ほど。シャトルバスでピストンあり、5分ほどで着く。自分が使った時はあまり待たなかった。

アプリより拝借。スタンプラリーは知らなんだ、、

ちなみに大阪は今年から万博公園。かなり開放感はありそう。
・海外アーティストと国内アーティストがオムニバスで出演するのが特色。
→ビッグネームはもちろん、ネームバリューは未発達でも勢いのあるアーティストがたくさん見られる。

▽全体の所感
・服装
行く前に調べると殆どの方が「野外フェスの格好で」と記載していた。Tシャツとハーフパンツなど軽涼な格好が無難。日焼け絶対嫌じゃなければノースリーブも良し。
レギンスはメッセエリア中心に動くならなくてもいいかも。気候的に雨が降らなければ冷え対策は無くて良いと思われ。
・メッセ側場内はあんまり暑くない!
行き着くまではもちろん暑いけど、メッセのステージは全て屋内なので過ごしやすかった。日中メッセ内を中心に過ごすなら熱中症のリスクは格段に減らせるかも。ただしもちろんステージ間には屋外エリアがあるし、少し離れたビーチステージとzozoマリンスタジアムは日が落ちた後も激暑だったので、あくまで前述の通り装備は屋外対応のものが必須。
Tシャツは替えが1枚、可能なら2枚あると良さげ。現地調達も良き!だが買いたて綿Tは吸収力が微妙なので注意。
・ビーチとzozoスタジアムは爆音!
たぶん完全野外だからだろうけど、マジで爆音。音に弱い人はマフやライブ用耳栓を使った方が絶対いいです。ビーチはステージ後方でもApple Watchが"90dB超えてるけどお前大丈夫か?"と何度も聞いてきました。ちなみに屋内でも爆音のアーティストはいるので安心せず気をつけて。
・専用アプリが便利!
マイタイムテーブルやお気に入りフェス飯リストが作れたり、地図が都度確認できたりと専用アプリが便利でした。ロッキンもそうだけど専用アプリが充実してんのは素晴らしい。
・エリア間の移動に注意!
同じフェスとはいえ、メッセ側とマリンスタジアム側は距離があるので、またいでの移動は結構大変。無料シャトルバスが運行してるけど時間帯によっては混むのですぐに乗れるかは運次第なところもある。ちなみにプラチナチケットには専用のシャトルバスがあり、かなり空いていた。費用対効果は不明。
ちなみにたくさんのアーティストを見たいが故の曲間の移動は全然アリだと思いますが、移動の動線はちゃんと考えておきましょう。前にいすぎると途中で去るのは物理的にも倫理的にも難しくよろしくなくなります。(当然ですが曲中退出は緊急事態以外避けた方が無難)
・持ち込み飲み物
とにかく持ち込める飲み物には厳しいと定評のあるサマソニ。前はお茶か水しかダメだったのが、昨年かなり熱中症で倒れる人がいたこともあり今年からスポーツドリンクもOKになったそう。来年はまた変わるかもしれません。が、いずれにしてもおすすめは1本凍らせた水かスポドリ、もう1本はよく冷やしたものを持ち込むのが最低限あった方がいいかと。会場内の飲み物は割高なのでコストも抑えられます。とはいえあんまり持ち込みすぎると重いのでその辺はバランスをみて。私はよく水分を取る方ですが、合計500mlペット4本は飲みました。(ビールは別ね)
・飯もビールも美味い
とにかくメニューが豊富で全部食べ切るのはほぼ不可ですが、買ったものぜんぶ美味かった。フェス効果?
ドリンクは協賛がカッコいいブースを出してたり、オフィシャルバーもあって充実してる。世の流れもあるのかノンアルもかなり多かった。
ただフードはとくに早めに売り切れてるものも多かった。あんまり並んでるとアーティストの開始時間も気になるけど、割り切って美味しいもの食べるのもありかも。

カフェハバナのサンド。ブレブレですけど。


・音楽以外にも
子供用プレイグラウンドやお笑いのステージもあり、かなり多方面多角的に楽しめる感じ。子連れは思ったより居たなという印象。プレイグラウンドにいたデッカちゃんに謎に感動しました。ヘンダーソンも見れたしよかったなぁ。(笑いが少なかったから芸人さんはちょっとやりづらかったかも、、)

▽マイタイムテーブルとアーティスト所感
タイムテーブルはこんな感じ↓



フェスの鉄則ですが、ある程度空き時間を作っておくのが吉。食べたり飲んだりを楽しむ、体力回復をすることも含めてのフェスでございます。


ここからは各アーティストの私見所感。ちなみに離婚伝説以外は生で観るのは初。

・a子
最近名前を聞くようになってきた。歌い手にも色々な表現者がいるけど、根っからクリエイターなんだろうな、という感じ。直前まで(機材トラブルもあって?)念入りなリハを行っていた。歌い方が特徴的でささやく感じなので調整が難しそうだった。ステージをエンタメとして届けるというより完成度を上げたい感じを存分に感じた。バックバンドの演奏も素晴らしかった。

・Violette Wautier
タイのアーティスト。実は日本生まれ、本国では役者としても活躍しているらしい。国内アーティストでも一人で歌うタイプのステージはあまり見たことがなかったけど、オーディエンスへ語りかけるように歌うのをみてこれはプロやなぁと謎の感想を抱く。普段はバンドのライブばっかり行っているので、(バックバンドはいるけど)一人でステージを作るのってすげぇなと感心しきり。とにかく終始可愛い。

・BANDーMAID
今回一番の衝撃を受ける。何この人たち。
格好に騙されて色物だと思って本当にすいませんでした。ライブで見るべき人たちです。
ベースとギターの対決から文字どおり目が離せなかった。
思わずグッズを買いました。

・Chilli Beans.
名前は聞いたことがあったけど、というバンド。ガールズ3ピースというには風格が漂うキャリアを感じさせるパフォーマンスでした。この日のSONIC STAGEでやってたアーティストはどこもそうだけど、自分たちのワンマンでしょうかというくらいの空気を作ってのびのびやってたなぁ。

・離婚伝説
もう慣れてしまった?けど、名前がやばいよね。w
昨年グリーンローカルフェスで見た時は曲数も少なくステージもフレッシュさがあったけど、Spotify  RADARの中では一番の人の入りだったかも。風格が出ていて流石のステージ。愛が一層メロウでのオーディエンスを見るに今間違いなくきている。

・Nothing But Thieves
イギリス出身のロックバンド。今回のサマソニで初聴。フーファイターズを思わせる感じでもっと早くに聴いておけばと思う好みの音。かっこいいのにボーカルのコナーさんがかわいい。

・GLAY
息の長いロックバンドはファン層の幅が凄すぎるなぁと実感した。15:00ごろにグッズ売り場に行ってみたが、GLAYは完売で往年のバンドなのに勢いを感じさせる。TERUさんこんなに声出るんや!とびっくりするほど素晴らしいパフォーマンス。Howeverを聴けてなんか泣いてしまった。

・Tempalay
コロナ前から聴いてるけどTempalayらしさがどんどん強まる。相変わらずカッコいい。シャウトを上手く活かしたなんでもサンプリングして使って構築して行くのは唯一無二だなぁ。マネスキン見たさで最後までいれずごめんよ、、

・Måneskin
ちょっと前に友人からカッコいいバンドがあるぜと紹介されていたマネスキン。途中から見たけどほぼワンマンの空気。全員マイペースだけどとにかく動く、自由に動く。カルト的とも思える人気が日本でも顕在なことに空間内で衝撃を受けました。


▽総括
思ってたよりかなり楽しめました。
今回はいつも聴いてる、ライブに行くようなアーティストは参加してなかったけど、にわかでも楽しんでいいんだなぁと思える空気があり、なんならにわかからもっと聴いてみようとファンになりつつあるアーティストも増えました。プレイリストぐっちゃぐちゃです。笑

また来年も行きたいな!と思える楽しい一日でした。
体力つけとこ。うまくいったら2Days狙えるかも?

ビーチステージの帰り。センスあるメッセージ。

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