外注したら仕事の世界観が変わる
キャパシティを作った方がいいですよ。
「忙しすぎて手が回らん」と言ってる経営者さんってのは、結構よく見かけます。人によっては現場作業をしている人もいますし、合わせて人材の育成や募集なんかもしなければなりません。業種によっては行政に出す手続きや、関連企業に出す書類などをとにかく作り続けなければならないというのもあるでしょう。
なので、多忙な現代人です。「忙しくて手が回らん」とボヤきたくなる瞬間はどうしても出てくることでしょう。
なんですが、仕事をするとやっぱりどうしても次の仕事を生んでしまうものです。なので次々と仕事が舞い込んできて『本当にやらなければならないこと』がついつい後回しになってしまうことも珍しくありません。
なので、ぼくはよく忙しそうにしている経営者さんに「キャパシティは作った方がいいですよ」と言うようにしています。
でも、そうなんですよね
それができるんだったら、最初から苦労はしてないって話なんですよね(苦笑)
とはいえ、ですよ。いくら「忙しい」と言ってる経営者さんでも、今抱えている作業内容や、ここ1ヶ月で時間を費やした作業トップ3を洗いざらい見てみると、案外他の人に振ることができる作業であることが多いんですよね。
しかも、専門性が薄くて外注化できそうなものがあることも珍しくありません。
今の時代、クラウドワークスなんかで安く外注化することもできます。なのでこれはぼくのクライアントの例なんですが、twitterの文章は自分でサッと考えて、校正や投稿は外注化することで時間を作ったという人もいます。
他にも、資料のフォーマットの作成だけを外注化させたり、youtubeの動画の編集を外注化させたりした人もいました。
そうなんですよ。「忙しい」と言ってる人は、ぼくも含めて「この作業は自分じゃないとできない」と思い込んでることがほとんどなんですね。もしくは、思い込む以前に外注化するという概念すらない、ただ惰性的に作業をしている場合もあるんです。
もちろん労働者として作業をしているなら、なかなか外注化させたりすることは難しいでしょう。ですが、同じ部署のスタッフの力を借りたり、新入社員にお願いすることもできるはずです。
まぁ、「自分はヘマをたくさんしてて、確かにアップアップだけど他の人にお願いすることなんてできない」という方もいるかもしれません。確かにその場合だったら、まずは自分の力で一つずつクリアしていくしかないでしょう。
でも、そのステージの場合だと、責任の高い仕事からは離れているはずですので、ある意味ではマイペースでこなすことができるはずです。なので他の人の手を借りなくても、じっくり時間をかける猶予をもらえているはずなんですね。
その上で評価を取り戻したら、また誰かを頼るスタイルで仕事をすればいいんです。
確かに、いきなり『外注化』と言われてもやったことがない人であれば、戸惑ってしまうのも不思議ではありません。ですが、探してみると案外どんな作業でも人を雇うより格安で外注できることがわかってきます。(しかも終身雇用をする必要もないです)
その視点を得ることができれば、仕事の世界観はいっきに変わってくること間違いなしでしょう!
田辺輝恭