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人に任せよう。でも基準も持とう。
失敗したくない。
仕事をしているのであれば、誰もが考えたことがある言葉だと思います。
人に迷惑がかかるから失敗したくない。上司に怒られるから失敗したくない。評価が下がるから失敗したくない。会社に居場所がなくなるから失敗したくない。辛い思いをしたくないから失敗したくない、、。
このように、「失敗したくない」と考えてしまう理由は沢山あると思います。
なんですが、人間は失敗を重ねて成長する生き物です。なので、失敗なんか気にせずにがんがんチャレンジしていけばいいと、ぼくは思っています。
というか、こういった内容であれば、けっこういろんな本にも書かれていますし、著名のかたもこのようなことを多々口にされています。
なので、「失敗を恐れるな。チャレンジしようぜ!」って言葉は、「まあ、そうですよね」というレベルで聞き慣れた部分もあると思うんです。
でも、ですよ。
いくら「失敗していこうぜ!」といっても、どうしても限度というのがあると思うんですね。
もちろん、その人にとって新しい取り組みであれば、少々の失敗は大目に見てあげるべきでしょう。ですが、会社の命運が大きく関わるよな仕事であれば、そんな簡単に「失敗してもいいからやってみぃ!」なんて言えないものです(苦笑)
とはいえ、経営者の報酬の中には、人に任せる仕事と人ができるようになるために仕組みを作ることも含まれてると思うんです。
だから、いくら重要な仕事であっても、いずれ誰か信頼できる人に任していくようにしなければなりません。なので、経営者は自分の中で『こんな人には大きな仕事を任せてはいけない』という基準を持つようにするべきなんですよね。
例えば、さっきの失敗もそうです。
たしかに失敗するのは、どちらかといえば良い側面も持っています。なんですが、その失敗からなんの学びも得ずに、3回も4回もまったく同じ原因で失敗をするような人であれば、大きな仕事は任せるわけにはいかなくなります。
まぁ、2回くらい同じ原因で失敗したとしても「ついうっかり」ということがあるかもしれません。ですが、3回以上になってくるとさすがに「ついうっかり」というワケにもいかなくなりますし、学習能力も判断能力もないという評価を下さざるを得なくなります。
いや、どんな人でも失敗すれば「次は気をつけよう」と考えるはずです。
ですが、それでも同じ失敗を繰り返す人っていうのは、「次は気をつけよう」と口にするばっかりで再発防止の仕組みをつくることは全くしない傾向にあるんですね。
なので、そういった面でも創造力と柔軟性、危機管理能力がないという見方になってしまいます。
失敗は成長するためには必要なスパイスです。
ですが、同じ失敗を何回も繰り返すようは人は、ただ単に何も考えることができない人と注意して見ておく必要もありますね。
田辺輝恭
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