ひとり起業、オンライン起業の光と影
ひとり起業だったり、オンライン起業を目指す人が増えてきた。
確かにこれは素晴らしいことだ。
だが、1つどうしても注意してもらいたいことがある。
もし仮に、起業したい理由が『SNSで活躍している人を見て、それに憧れて起業しようとしている』というのであれば、その輝かしい姿を手に入れた人の下には、大量の屍が転がっている。
これが現実です。
正直なところ、起業理由なんて別に立派なものじゃなくても構いません。
お金が欲しい
自分の人生を大切にしたい
バカにしてきた奴らを見返したい
これらも立派な起業理由です。
誰かに公言する必要まではありませんが、こういうのが起業理由だったとしても決して恥ずべきことではありません。
けど、どんな理由であれ、起業は起業。
「こうすれば稼げる」
「集客のことなら弊社にお任せください」
「XXXXで△△ヶ月で〇〇万円売上がたった」
これらの言葉がどれだけ本当のことであっても、自分自身にも当てはまることは決してないということだ。
だからぼくたち起業家は、軌道に乗るまでたくさん作業をしなければならない。たくさん悔しい思いをしないといけないし、たくさん歯を食いしばる時期を歩まなければならない。
その中で屍がたくさん生まれるのだ。
そして、その屍たちが大量に生まれている中で、それらのことなんか目もくれずひたすら前だけを見つめ進んでいく。むしろ、屍が生まれていることに気づかず、ただただ鈍感にバカまっしぐらと開拓していく。
こういう人がトップ層の座につくのだ。
もう一つ考えてもらいたいことがある。
それは”軌道”についてだ。
そもそも「軌道に乗る」というのは、どういう状態を指すのだろうか?あなたにとって”軌道に乗った”とは、どんな状況を言うだろうか?これには、共通の答えなんてありません。自分が思った”軌道”が正解となります。
となると、自分の価値観に則って”軌道”というのが完成するわけなのだが、多くのひとり起業家は年商800万円あたりにたどり着いた時に「ああ、もうなんかいい感じだな」と手を抜いてしまう傾向にある。
この年商800万円くらいというのが非常に危ない。なぜかというと、この状態というのはそれなりに飯が食えて普通の生活は手に入っているのだが、集客やマネタイズの安定がまだできてない状態であることがほとんどだからだ。
つまり、人の紹介やツテで奇跡的に商売ができている状態に過ぎない。たまたま溜まったメルマガリスト・SNSリストで売上が作れているだけ。これが年商800万円クラスのひとり起業家の現状だ。この状態だと、ちょっと紹介やツテが止まったり、プロモーションがこけてしまったらすぐに転落モードに突入してしまう。
なので、集客の仕組みを作ったり、商品・サービスが売れやすいファネルの構築をしたり、高額商品の準備やモデル、組織の構築を行なって、安定性を築いていくのが大事なんです。そして、こういうのをやっていると、自然と年商2000万円とか1億円とかありきたりな商売でも作れてしまう。
そんなもんなんです。
久々のnote投稿となったが、これからはちょいちょいここに書いていこうと思う。
やっぱ、書いてみて思ったのだが、noteって楽しいなぁ。
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