子供も大人もハマっちゃいました
我が家の子供たちがこぞってハマってるものがあります。
それは、、、「図鑑」です! 今年の秋口に恐竜についての図鑑を買ったんですが、それに大ハマり。今年のクリスマスプレゼントも「図鑑がいい!」と言ってくるほど熱中しています。
子供たちが集めているものは、講談社の動く図鑑moveというもの。たくさんの出版社が子供向けの図鑑を出しているにも関わらず、なぜそれを選んだのか?というと、けっこう大人がビビるくらい奥が深かったからなんですね。
たしかに表紙には「3歳から大人まで、家族で楽しめる」というキャッチコピーが書かれていました。なので、そのワードに魅かれてついつい買ってしまったという経緯があります。ですが、その中身はビビるほど学術的で奥が深いんですよw
例えば、買った図鑑の1つに「宇宙」というものがあります。ぼくたちがその図鑑を買うときに想定していたのは、太陽系には水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星があるとか、太陽系のほかにもこんな銀河系があるという程度のものだったんです。
だって、ジャンルが子供図鑑ですし。
でもその実態は、各惑星の地表成分の違いや、マティルドやガスプラといった小惑星の位置や大きさ、太陽系外縁天体であるセドナやマケマケの大きさや発見年なんかが網羅されていて、素人からすると超マニアックなものだったんですね。
しかも、その本図鑑の複雑さを解消するために、DVDも付属しているという太っ腹仕様。これなら子供も大人も納得するというのも、よくわかります。
で、人がモノやサービス、他の人に対してファンになる要素の一つに「意外性」というのがあります。
・思ってた以上に手厚いサービスだった
・信じられないほど深い知識をもっている
・値段以上の能力がある商品だった
このようなプラス方向の意外性が大きければ大きいほど、人は好印象を持つようになります。
しかも、その影響は単にファン化するだけではありません。それ以外にも、違う商品をすすめても無条件で興味を持ってもらえるというのがあります。
なぜなら、すっかり信じている人や企業がオススメしている商品です。「絶対にいいモノだ。」というのがわかってますんで、見てもらったり買ってもらいやすくなるんですね。
「意外性を生み出す商品・サービス」というのは、あなたは持たれてますか?
もうちょっと心理学の話をさせてもらうと、初頭効果やピークエンドの法則と組み合わせることができると、かなり強い好印象を残すことができます。
田辺輝恭