息子たちが大興奮した”ピーーー”
am4:30
スマホの目覚ましがなると同時にベッドから立ち上がり、iMacの電源をつける。
昨日手がけた仕事の続きをして徐々に気持ちを高ぶらせて、テンポがのってきたところでメルマガライティングを始める。
そうだな、だいたい5:10あたりだろうか。
そのまま20分くらいでメルマガライティング、編集や見直しなんかはせずに、誤字・乱文はそのままに配信スタンドにセットして送信。
その頃には子供たちがドタバタと起きてくるんで、一緒にお着替え。そのまま朝の掃除をしてコーヒーを飲んで一服。
これが、ぼくの毎朝の流れです。
だけど、今日は違ったんです。なんと、am4:30の段階で、子供たちが起きてきたんです!
はい、確かに4:30くらいに起きることなら、今まで何度かありました。けど、その全ては2歳の次男が突如泣き出して、その声で目がさめる。けど、すぐに泣き止むもんだから、みんな再び寝に入る。
こういったパターンだったんです。
だけど、今日は違ったんです。4歳の長男、2歳の次男がぱっちりお目めでノリノリで起きてきたんです。
しかも「今日は早く起きる約束だったじゃろ」と、ぼくの身に全く覚えのないことを言いながら。
もちろん、「もう起きるんか?寝んでええんかい?」と聞いたんですが、「起きる!」の一点張り。なので今日の朝は仕事を諦めて子供たちとゆっくり朝を過ごすことにしたんです。
とはいえ、いくら朝早く起きたからといっても、特別なことができるワケでもありません。なので「絵本でも読むかぁ」と思っていたら、長男が、、、
「テレビ見たい」
と言ってきました。なにやら、面白いテレビがしとるかもしれんけぇ、テレビつけたらいいことあるかもしれんよ。と主張するんです。
とはいえ、その段階でもまだ4:40です。こんなに朝早い段階で子供向け番組なんか、してるはずもありません。
試しにNHKをつけてみると案の定カラーコード。カラフルな画面にひたすら「ピーーーーーーーーーーーーーーーー」という音が流れているだけでした。
「ほらマモル(長男の名前)、面白いものなんかしとらんじゃろ」
ぼくがそう言うと、息子から意外な言葉が返ってきました。
「え、なにこれ?すっげぇー!」
カラーコードの画面を見て大興奮したんです。まぁ、言われてみれば確かにそうかもしれません。いくらカラーコードといえど、息子たちは初めて見たんです。だから興味が湧くのも仕方がありません。
と、同時に、少し反省もしました。ぼくは、自分のモノサシだけで価値観を決めつけてたんです。
つまり、今回の場合でいうと、カラーコードの画面を見た瞬間に「ほら、面白いものなんかしてないでしょ」という判断をしたということです。
ですが、本当に大切なのは「相手がどう思いっているか?」です。なので、自分の価値観や主観というのは、自分が責任者としてなにかしらを決断する場面では有効ですが、他人に何かを提案する時はジャマものでしかありません。
どんなにいい提案をしていようとも、相手が詐欺だと感じたら、それは詐欺になるんです。
逆に、どれだけコケそう感が漂う提案をしても、相手がグッドアイデアだと感じてくれたら、それは最高の提案になるんです。
なので、自分の経験や価値観にとらわれず、人の判断に身を委ねる場面もあることを、頭に入れておくのもいいかもしれませんね!
田辺輝恭
PS:
NHKのカラーコードを2分くらい見てたとき、ふと広島のローカルテレビで流れる伝説の歌がふと蘇ってきました。
それは「もしも・ひろしまに」という歌です。
「もしも♪もしも♪ひ、ろ、し、まに〜〜♪」という歌い出しとともに、ピーターパンが広島にやってきたらどうなるか?とか、ピノキオが広島にやってきたらどうなるか?といった、ifストーリーを歌いまくるという、一度聞いたら忘れられないほどのインパクトをもつ歌なんですね。
テレビ新広島の放送休止時間があけて、放送開始するときのオープニングで流れる曲なんですが、4:45だとそれが聞けるかもしれない!と思ったんです。
なので、ちょっとワクワクしながら息子にも「面白い歌が聞けるかもしれんよ」と期待値をちょっと高めてみたんですが、、、
なんとテレビ新広島は、いつの間にか24時間放送になってたんです。
つまり、放送休止がなくなったので、テレビ局のオープニングとクロージングの歌も放送されなくなってたんです!
これは、意外とショックでした。さらば「もしも・ひろしまに」。思い出をありがとう、、、
ちなみに、「もしも・ひろしまに」はコレですw