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ORとAND
ぼくは気をぬくとすぐに忘れてしまうんで、絶えず頭の中で唱え続けている言葉があります。
それは、『全ての事象はトレードオフの関係にある』というもの。
トレードオフというのは、簡単にいうとあちらが立てばこちらが立たずの状態、つまりメリット・デメリットの関係性のことを言います。
どんなものにもメリットは存在するんで、相反する格安市場も高級市場も需要があるというわけです。そして、お互いにデメリットも存在するんで、それぞれに対してアンチの意見もあるわけです。
それに、自分が決断した内容や行動に対しても、ひとつひとつトレードオフの関係が存在しています。
例えば、夜にブルーライトカットメガネをかけてパソコンで作業をすると、目の負担を和らげることができます。ですが一方、どうしても視界が黄色がかってしまうので、違和感を覚えて作業効率が下がってしまいます。
なので、全ての事象はトレードオフの関係にある、そして両者の意見を正確に受け取った上で、最良の判断(ビジョンにそった判断)をすればいいんですね。
そして、実は大きなブレイクスルーをもたらしたいなら、このトレードオフの中にヒントがあったりします。
つまり、デメリットとなる部分を、メリットを維持したまま達成するということです。
例えば、有名なものでいえば、トヨタ自動車があります。
トヨタ自動車は、比較的に低コストな大衆向けの自動車を生産しています。ですが、世界的に見ると安全性や燃費、サービスなどで競合を大きく上回る価値を提供しています。
普通であれば、安全性や燃費、サービスというのは、高級路線の自動車のメリットとされるものです。ですがトヨタは世界水準として両立させることに成功したというわけです。
しかもこの努力のエピソードを聞いてファンも増やしています。
こういうのを、トレードオフのことをOR発想というのに対して、AND発想と表現されたりします。
AでもなくBでもなく、別次元のαを作る。
頭の体操がてら、じっくり考えていきたいものですね。
PS:今日はいまから家族でお出かけです。
なので、いつもよりかなり短いですが、この辺で失礼します(^^)/
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![田辺輝恭](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151142639/profile_f24af297724f5ff87392a0580a4d7417.png?width=600&crop=1:1,smart)