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コミュニティは考えて選ぼう
「できるか不安です」「私、継続しないんです」「根性がないんです」
こんな感じで、いわゆる弱音を吐かれる方がけっこういます。
そして、非常にせつない話なんですが、このようにグチや弱音を吐くような人たちは、どちらかというと敬遠される傾向にあります(苦笑)
ですがぼくは、弱音を吐くこと自体が悪いとは全く思えません。
なぜなら、弱音を吐くという行為には、本当にやるべきなのか一度冷静に考えてみるという意味合いがふくまれてるからです。なので、弱音を『一度立ち止まって冷静な判断をする』という形で使用するのなら、まったく問題ないんです。
ですが、聞く耳をもたず頭から「私にはできません」という意識で弱音をはくのであれば、これこそ残念ですがそれまでです。
ですが、このように「私にはできない」と思い込んでる人に限って、「自分を変えたい」だとか「人生を逆転させたい」なんて思う傾向にあります。なので、そういう人はスピリチュアルだとか自己啓発・成功哲学なんかを学び始めて、まんまとハマっていきます。
しかも、こういうのこそ、薄っぺらい情報しか出回ってなかったりするんですよね。なので、学んでもその瞬間はテンション上がるけど、次の日になったら元どおりになるわけです。
ほんと、なんとも皮肉な話ですよね。
でも、このように自分に自信が持てなかったり、「私にはできない」と自己欺瞞に陥ってる人でも、自分を変えることができる方法があります。
それは『自分よりステージの高い人と一緒にいること』です。
弱音を吐く人というのは、よく「意思が弱い」なんて言われます。ですが、実は意思はまったく関係ありません。
そうじゃなくて、『どれだけ意識が高まってるか』がポイントなんですよね。
例えばなんですが、いくらどれだけ弱音を吐きやすいタイプの人でも、1度や2度は「やってやる!」といった決心をした経験があるものです。ですが、その時はやる気に満ちあふれていても、時間が経つに連れて、また身近な人たちと接するにつれて、段々と意識が薄れていきます。
そうすることで「なぜやろうと思ったのか?」といった、使命の部分も頭から消えてしまって、目的意識が消え失せてしまうんです。
そうすることによって、「継続しない」「根性がない」というセルフイメージが、心の根深いところに突き刺さってしまうのです。
なので、その状況から脱却するためには、すでに自分が理想とする生き方をしている人の近くで一緒にすごすしかありません。
人の影響って、ぼくたちが思ってる以上にとにかく大きいんですね。なので、自分が所属するコミュニティの選択は、実は心の底から慎重に行わなければならないのです。
「まあ、付き合いもあるし、、、」と妥協してしまうと、それだけで自分の人生に大きく影響を与えてしまうのです(プラスにもマイナスにも)
これはぼくの経験上の話なんですが、「私にはできない」と自己卑下に陥ってる人は、ライスワーク(食べるために働くこと)をしている人が多いです。つまり、自己成長(ライクワーク)だとか貢献意識(ライフワーク)をもって労働をしていることは、ほとんどありません。
こういうライスワークの人って、話してみると一瞬でわかるんですよね。なんか、使うワードとか価値観とかからスッと伝わってくるんです。
もし、弱い自分を変えたいのなら、付き合う人をかえる、所属するメインコミュニティをかえる勇気を持ちましょう。
田辺輝恭
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