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京都には数度足を運びましたが、訪れて一番美しかったと思えたのは、桂離宮でした。 計算されつくした回遊式庭園。 宮廷人の憩いを忍ばせる茶屋。 そしてそれらを形作る銘木と苔、岩の数々。 とにかく、凄く"整っている"場所なんですね。 私は友人とこの庭園を歩きましたが、どこを見ても素晴らしい景色で、視野に入る総てが"画"になってしまっているわけです。 貴族趣味の超絶センスによる"耽美"の世界です。 苔むした土橋。色味がかってきた木々とのコントラストが善い。 松琴亭。侘
最近では、我が国で一番勢いのあるブランドとも言われる『sacai』。恥ずかしながら、私もいくつか愛用しております。 中でも、ラルフローレンに代表されるような、『ダウントン・アビー』旋風吹き荒れる強烈なブームよりも前ではありますが、2013年の秋冬として発表されたメンズのジャケットが、私の好みにぐさりと刺さり、今でも最高の一着として大事に使っているところであります。 サカイはイケイケなブランド(死語か?)でありましょうが、トラッドが大好きな私にとり、このコレクションはまさに
大学生の頃から、幾度となく鑑賞している映画。私が今までで一番愛してやまない映画です。 ほぼはてなブログの丸コピーですが、どうしてもここでも触れておきたかったので、加筆しながら書いておきます。 ”耽美なるイタリア貴族の没落”毎度3時間程度の長丁場を終えると、感動のあまり語彙力が低下して、魅力を発信する為の能力が無くなってしまう気がします。 ですが、最近、とみにこの映画、私はどうみていたのかしら、と、記憶がぼやけてしまうことが多々あるので、アルバムを作ろうかしら、と思い立っ