【雲助】
この雲助(クモスケ)なる言葉を聞いた事があるだろうか?
現代風に言えばタクシードライバーのようなもの。
雲助とは、江戸時代に、宿場などに居て、
駕籠(かご)をかつぐ人夫のことで、
住所不定の人が行う仕事だったそうです。
何故に雲助の名前が付いたのかは諸説あるようですが、
人足たちが定住せずに「雲」のように周辺をさまようからだ
とも言われているのだそうです。
しかしながら、言霊的には、雲(クモ)は、
その昔から足と同意語で使われている事に由来するものだと思います。
雲=足、なる事を指し示しているのが
出雲大社の所にある八足門(ハッソクモン)です。
そもそも、出雲(イズモ)は、雲(クモ)から出ると書きます。
この雲は足の八本ある蜘蛛(クモ)にかけています。
なので八足門が置かれてる訳ですが、
この八足なる意味がエヂプトだと言うことを示してもおります。
アルファベットの八(エイト)番目はH(エイッチ)です。
さらに足は、フット。
即ち、ハ足=エイトフット=エイッチフット=エヂプト。
出雲は、雲から出るは、エヂプトから出る(=出エヂプト)を示し、
その証しとして八足門を置いてるのです。
だから、雲と足は密接な関係性があるが故に、
足の代名詞で雲を使ってたのです。
それなので足で駕籠(かご)をかつぐ人夫の事を雲助と呼んで
「足を助ける人」として認識していたのだと思われます。
雲が足と同一視できる言葉として、
「足で歩く僧侶」を「雲水」と呼んだり、
また「雲の動く様」を「雲足」と形容したりしてます。
雲助も雲水も雲足も、雲=足、なるを定義するものであります。
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