【湯と水】
湯(ユ)とは生を意味する言葉であり言霊です。
赤ちゃんが産まれたら最初に使うのが産湯(ウブユ)です。
産湯は産まれて初めての初湯の意味です。
熱海の伊豆山には走り湯と言う地がある。
伊豆山の上の伊豆山神社の真下の海岸線の所に温泉の源泉の走り湯がある。
その走り湯の先にある海上の島が初島です。
湯は生つまり命の意味であります。
一方で走り湯に対して走り水と言う地名が三浦半島は横須賀の地にあります。
お湯が生ならば、お水は死を意味します。
走り水神社は、弟橘媛を祀ってますが、この弟橘媛は日本武尊が東京湾を渡る時に荒れた海を鎮めるために自らの身を海に投じたと言われてます。
ですので走り水は弟橘媛の死と深い関わりがあります。
人が死ぬ時には死に水を取るとも言います。
産まれた時はお湯を使い、死ぬ時はお水を使う。
湯が生ならば、水は死を意味してるのです。
お湯とお水でセットであり、走り湯と走り水でもセットであり、生と死がセットにて、死んで甦り、生死一元、なるを示しているのだと思います。
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