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2025年度当初予算案ーチルドレンファーストと誰もが生きやすい社会づくり
2025年度当初予算案を公表しました。
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チルドレンファーストと誰もが生きやすい社会づくりの理念のもと、子育てと福祉をさらに充実させ、将来世代のためのまちの改造・再編を本格化し、DX・シェアリングエコノミー・公民連携で新たな時代の価値観を捉えた「共創」のまちづくりを進めます。
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子ども医療費の18歳までの完全無償化を継続したうえで、妊娠・出産・乳幼児期のきめ細かな支援を拡充します。特に双子や三つ子など多胎家庭のため、産前・産後ヘルパーや産後ケアでのサポートを強化します。
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医療的ケア児が、スクールバスの利用が困難なためタクシーなどで特別支援学校に通学する際の交通費と看護師派遣の経費に助成します。これにより、毎日の送迎をしている家族の暮らしを支えます。
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フリースクールに通う児童生徒の授業料への助成制度を新たに創設。「こども誰でも通園制度」の先行実施と、利用時間を国基準の月10時間に市独自で10時間上乗せする予算も措置しました。
小学校1~3年生がバス通学する際の定期券購入に補助します。通学区域の広い小野小と青柳小が対象。児童の学びや遊びの時間を確保します。3年計画で市内全ての小中学校体育館へのエアコン設置を進め、まずは3中学校で工事を実施します。全校での水泳授業の民間委託を本格的に開始します。
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まちの改造・再編の「1丁目1番地」が中心市街地のJR古賀駅周辺開発。東口からリーパスプラザこがの一体的な整備と東口と西口の自由通路橋の基本設計を実施すると共に、デジタル技術で開発空間の将来イメージを3次元的に再現し、市民の皆さんと共有できるようにします。(2024年度補正予算案の内容を含む)
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市民体育館の千鳥ヶ池公園への新築移転に着手します。まずはこれを前提に同公園の基本設計を行います。これは市内8公園を「観光・運動・ワンヘルス」をテーマとして新たな魅力を創り出すための公園再整備基本方針の一環。あわせて古賀グリーンパークも基本設計に入ります。
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シェアリングエコノミーと脱炭素を念頭に、公用車を公務で使われていない時に市民などが利用できるようにするEV車のカーシェアリングや、市役所駐車場の土日や夜間のシェアを検討します。デジタルスキルを身に着けた女性などのシェアワーカーが市内企業のDX推進などで活躍できるよう支援します。公民連携の脱炭素プラットフォームを本格的に機能させ、専門人材も活用し、市内企業の環境経営を促進します。
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このほか、戦後80年・被爆80年を捉えた取り組み、中村哲さんの志と功績を次代につなぐ企画、消防団再編と地域防災力の強化など挙げればきりがありませんので、ここではごく一部の紹介にとどめます。
一般会計の総額は過去最高の306億816万9000円で、対前年度比14.4%増。社会状況の変化なども受け、児童手当などの扶助費や、やらなければならない学校の大規模改修をはじめとした投資的経費、人件費などの歳出が増加し、正直に言って市長就任以来、最も大変な予算編成でした。
そうした中、まちづくりのあらゆる分野で、今を生きる私たちの生活の向上と「未来への責任」を強く意識した当初予算を編成しています。
なお、ここまでで紹介したスライドは「令和7年度予算案の概要」として事業ごとに分かりやすくまとめた資料になります。PDFを市HPに全て公開していますのでぜひご参照ください。議員の皆さんに既にお配りし、本日の記者会見でも記者さんたちにお渡ししています。
当初予算案は20日に開会する市議会定例会で、施政方針演説を行ったうえでその他の議案と共に提案します。議員の皆さんにご理解いただけるよう、説明を尽くしてまいります。