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【決算説明会】動画・Q&Aを公開!当社の強み・決算概要・決算見通し・成長戦略・株主還元をお伝えします。

皆さま、こんにちは。
タナベコンサルティンググループ(以下、TCG)IR担当です。
 
2024年12月6日に開催いたしました機関投資家向け2025年3月期第2四半期(中間期)決算説明会の動画を公開しましたので、お知らせいたします。
 
当社代表取締役社長の若松が、事業概要・強み、第2四半期決算概要、2025年3月期決算見通し、成長戦略、株主還元等についてご説明しております。
この記事では、投資家の皆さまから頂戴したご質問とその回答をご紹介いたします!

決算説明会動画

▼決算説明会動画はこちら

▼決算説明会資料
https://pdf.irpocket.com/C9644/BSCD/j39G/mtge.pdf


Q&A

Q1.株式会社Surpassのグループインについて、どのようなシナジーが期待できるのか教えてください。

株式会社Surpassは約120名の社員の大半が女性の企業です。同社は、大企業や中堅企業で労働生産性や女性の活躍が進んでいない企業に対して、KPIを設定し、持続的にそれらの達成を実現する制度や仕組みを構築する組織コンサルティングやマーケティングを強みとしております。
 
また、環境が変化する中で、中堅企業も新規事業に関する課題を抱えていることが多いですが、人材の採用が難しく、人材も不足しております。そこで、同社の社員が実装工程で関与し、商品や事業を拡大・成長させるための具体的な支援を行っております。
 
さらに、行政/公共における課題解決にも強みを持っております。特にDXにおいては、「TECH WOMAN」と称し、DX技術を持った女性社員を増やす取り組みを進めており、商標も取得していております。こうした人材を増やすことで、女性の活躍の価値を高めております。
 
当社も現在、女性と男性の比率はほぼ50:50であり、これは経営コンサルティングファームとしては稀です。この多様性がイノベーションの鍵になると信じており、Surpassが掲げるミッションをともに実現していこうという想いで資本業務提携を行いました。

Q2.人材獲得競争が激化している中で、採用は順調に進んでいますか。また、新卒とキャリア採用の比率も教えてください。

<採用・育成>
経営コンサルティング業界でキャリアを形成する方々の採用コストが非常に上がっております。当社は実務家を採用し、育成する独自のスタイルを取っており、多彩な経営コンサルティング領域やメソッドを有するため、幅広い実務家を採用できる強みがあります。
 
また、当社は北海道から沖縄まで全国に10の事業所があるため、UターンやIターンの採用が可能です。地域の優秀な方々の採用もできており、採用に苦労はしておりません。
 
企業内大学で育成する仕組みもあり、単にコンサルティング経験のない人を現場だけで育成するのではなく、プログラムを組み上げて専門人材を育成するインフラも整っております。
 
<新卒とキャリア採用の割合>
新卒とキャリアの割合については、キャリアの割合が高く、7:3程の構成です。今後は新卒の採用割合を増やす考えです。

Q3.リコージャパンとの提携について、どのようなシナジーが期待できるのかを教えてください。また、提携を発表してから具体的な成果があれば教えて欲しいです。

<期待されるシナジー>
リコージャパンが提供する機器やソフトは、当社の顧客層と非常に合致しており、重なる部分が多くあります。タナベコンサルティングが得意とする経営コンサルティングを通じて経営とデジタルを併せた“課題解決型のコンサルティングサービス”と、リコージャパンのデジタルサービスを連携させることにより、一気通貫で顧客企業のDXを支援することが可能になります。

<具体的な活動>
リコージャパンの製品・サービスを提供している企業の社長を当社のセミナーやフォーラムに招待し、課題認識をしていただくことで、新たな顧客の創造につながっております。地域ごとの連携も進んでおり、特にプロフェッショナルDXサービスとしてHR KARTE(人材アセスメントサービス)をリコージャパンが利用できるように実装しております。これにより、顧客企業の課題を新たな視点で認識し、活動を進めて実績を上げております。また、当社の顧客企業に対しても、リコージャパンの多くのデジタルサービスを活用し、デジタルコンサルティングと連携してソリューションを提供しております。

Q4.中堅企業をターゲットとする理由を詳しく教えてください。また、同業他社でも中堅企業をターゲットとしている企業はありますか。その中で御社の強みがどのように活かせているのか教えて欲しいです。

<中堅企業をターゲットとする理由>
常に経営者・CEOの視点で戦略や組織を多角的に捉え、本質的な課題を解決するトップマネジメントアプローチにより、顧客企業の社長や役員とチームを組んで戦略や経営をより良くしていくためには、一定の顧客規模が必要です。当社ではそれが中堅企業であると考えており、約1万社をターゲットとしております。
 
<中堅企業に対する当社の強み>
中堅企業は、海外戦略や事業承継、デジタル化等、多くの課題を抱えており、組織改革も必要です。中堅企業は大企業や中小企業とは異なる特性を持ち、中堅企業に対してトップマネジメントアプローチで経営コンサルティングを提供できることが当社の強みです。
特に中堅企業は地域や業界でNo.1の企業が多く、ニッチトップとしての戦略を理解することが重要です。機能や業種に特化したパッケージサービスを提供するだけでは経営コンサルティングとは言えず、トップマネジメントに寄り添うことが絶対条件であると考えております。
 
当社は68年間、戦後間もない時期から経営コンサルティングを提供しており、日本の企業が中小企業から中堅企業に成長する過程を支援してまいりました。当社は中小企業から中堅企業、上場企業まで一貫して支援し、顧客企業と長くお付き合いをしているため、成長ステージごとに適切なメソッド提供することが可能です。これが中堅企業のマネジメントから信頼される理由であり、当社の貢献価値だと自覚しております。

Q5.第2四半期(中間期)を終えて、全ての経営コンサルティング領域で順調に成長しているようですが、この中で営業利益率が高い領域があれば教えてください。中計の最終年度に営業利益率が12%になる計算ですが、そこへ上げていくために領域ごとで考えていることがあれば教えて欲しいです。

基本的に各経営コンサルティング領域は利益率が高いですが、特に高いのはストラテジー&ドメイン、HR、ファイナンス・M&Aの領域です。
 
デジタル・DXにおいては、当社だけでは提供できないサービスをリコージャパンやオラクル等とアライアンスを組んで支援しております。ブランド&PRについては、クリエイティブが入ると製品の制作や企画が必要となるため、利益率が下がることもあります。

ストラテジー&ドメイン、HR、ファイナンス・M&Aは、利益面で貢献している領域であり、これらの領域を伸ばすことが収益力の改善につながると考えております。一方で、デジタル・DXとブランド&PRはニーズが高く、売上高に貢献している領域であるため、これらを効果的にクロスさせていきたいと考えております。

Q6.AIの投資はどのような分野に投資をしていますか。今後どのように経営コンサルティングに掛け合わせて展開していくのか教えてください。

<顧客企業のAI活用の状況>
当社は多くの領域があるため一概には言えませんが、デジタル・DX領域において、顧客企業が持つビッグデータのAI分析による改善にはまだ多くの余地があると考えており、現在開発を進めております。マーケティング領域では、セールスからマーケティング、顧客創造へつなげるプロセスでのデータ活用が進んでいない企業が多く、AIの活用が重要です。顧客企業の抱えるビッグデータと外部データのAI活用が鍵となります。
 
<当社でのAI活用やデジタル・DX投資について>
当社のコンサルタントがAIを駆使してより効率的な業務を行うこともまだ可能であると考えております。当社は「その決断を、愛でささえる、世界を変える。」というパーパスを掲げており、人が持つ最高の意思決定は決断であると考えております。決断はAIから最も遠いものですが、AIを活用することで、曖昧な状況で求められる決断の解像度を上げることができます。コンサルタント一人ひとりがAIを駆使して業務を行うスタイルをこれからも追求し、投資を続けてまいります。
 
デジタル・DX投資も重要であり、KPIを設定し、デジタルの実装を掛け合わせる方法を模索しております。デジタルと人、デジタルとマーケティング、デジタルとビッグデータを組み合わせて、M&Aにより強化し、実装レベルを向上させてまいります。

上記の他、よくいただくご質問を以下に掲載しております。よろしければご参照ください。https://tayori.com/q/tcgir-qa/

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
今後とも、タナベコンサルティンググループIRのnoteをよろしくお願いいたします。また次の記事でお会いしましょう!


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本記事は、情報提供のみを目的としており、有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。

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