2ちゃん創設者ひろゆき氏のビットコイン否定コメントについて
私、よくYOUTUBEをよく見ます。特に暗号資産関連の動画は興味が湧いてしまうのでほとんどチェックしているのですが、ひろゆきの切り抜きなんかがちょくちょく出てきて暗号資産に関してもコメントしています。で意外だなとおもったのが2ちゃんねる創設者のひろゆき氏もビットコインについては否定的なんです。簡単にまとめると
・大きな資本をもったコミュニティが大規模なマイニングを施設をつくって、電気代の安いカナダとかで運営して、51%攻撃を仕掛けるだけの計算量を確保し、過去の取引履歴を改竄しにくると。改竄していることがバレたら、ビットコイン価格の暴落につながるので、バレないようにちょっとずつ改竄して利益をえるのですが、それがいつかばれて価格が大暴落するというお話でした。
ビットコインは終わらない派の意見
ビットコインは2139年3月24日が最後の半減期を迎えるわけなんですが、私は少なくともそこまでは持つだろうと思っています。そこで、ビットコイン肯定派の代表の1人として、ひろゆき氏のコメントに関して突っ込めそうなところを私なりに考えてみました。
まずビットコインはプルーフオブワークで動いてますので、計算量が全てです。51%攻撃を仕掛けるだけの計算量を確保したマイニング施設ってかなり大規模であると思われます。これをバレないように作るっていうのが、そもそも不可能なんじゃないかなと思います。これだけスマホのカメラや人工衛星やGPSなど監視ツールが氾濫している世界でバレないでやるって無理があると思います。
ひろゆき氏のコメントにはビットコインマイナーが受け取るインセンティブの視点が抜けている
ビットコイン価格が高い方がマイナーの報酬は高いです。マイナーはビットコインを報酬としてもらうわけですから、ビットコインの価格が下がってしまうと経営危機に瀕してしまいます。それでもビットコインマイナーが取引履歴を改竄するためにあえて大規模なコミュニティを形成する動機って何なんでしょうか?多額のマイニングコスト以上の利益を得たら、世間にばれるまでビットコインの取引履歴を改ざんし続けるということでしょうか?結構無理な想定かなと思います。
そもそもビットコイン価格が暴落するようなリスクを、コストをかけてまで自ら取りに行くのでしょうか?計算量が集中していない方が、ビットコインにとっては安全ですし価格の暴落リスクも防げます。分散化している方がビットコインマイナーにとっても安全ですしメリットがあるように思えます。
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