大学生のゆるゆる読書(?)記録 ③【ケルトの神話】
こんにちは。積読大臣・田中なもです。
皆さんは、買った本をすぐに読むタイプですか? 私は数ページだけ読んで、その後にすぐ別の本を購入して、そのまま忘れてしまうタイプです。
ですが、せっかくの長期休暇。積みに積んだ書籍類を、どうにか解消してしまおうと、日々奮闘中です。
一説では、積読は解消しなくても良いらしいのですが。このまま放っておくと死蔵化してしまうので、主に移動中に読むことにします!
【2022/8/24(水)】
井村君江(1990)『ケルトの神話 女神と英雄と妖精と』筑摩書房
本を買って、カフェで読む。
そのときに、栞の代わりとして、レシートを挟んでおくクセがあります。
今回、この本を手に取ってみたら……。ほぼ1年前のレシートが、23ページ目に挟まっていました。
というわけで、1年越しの積読本です。最早、購入場所も覚えていません(確か、東京か大阪か、そこら辺だった気がするのですが……)。
井村さんの著作は、『アーサー王ロマンス』(これも筑摩書房)で初めて知りました。この作品も、アーサー王伝説の入門書として、かなりオススメです。
伝説関連の書籍って、難しい上に説明がなくて、知識がないと読みにくいものも多いんですよね。その分、井村さんの著作は分かりやすいです。解説がところどころ入っているので、「初めて」の人も読みやすいと思います。
『ケルトの神話』では、主にアイルランドの神話が取り扱われています。
俗に言う、「来寇神話」・「アルスター神話」・「フィアナ神話(オシーン神話群)」です。
ですので、クー・フリンやフィン・マックールの話が知りたい人は『ケルトの神話』、アーサー王伝説が知りたい人は『アーサー王ロマンス』を読むのがオススメです!
サブカルチャーの元ネタを探るも良し、ファンタジーな世界観を感じるも良し。
どこか似ていて、どこか違う。そんな神話の物語を、あなた覗いてみませんか?
(「アンタに言われなくたって、すでに色々知ってるわい!」という人も、もちろんいるとは思いますが……)
P.S.
ただ今、『ローランの歌』を読んでいるのですが、ページが一向に進みません……。果たして、いつになったら読み切れるのやら……。