月ノ詩。

2018年制作
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ツキノウタ。
作／Tana.Ellis. Kelly
サムネ／カナモノユウキ
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ふと空を見たくて窓を開けた

雲に隠れん坊のように隠れていた月が
姿を現す

月が満月の日もあれば、
三日月な日もある、

心が満たされている日もあれば、
心が欠けている日もある、

月と心の波動は似ているような気がする

空を見上げるたびに

目は、きっと、見えないキラキラ輝くものを追い求めて

心は、きっと、あったかい何かを求めて

欠けた心、カケタ月が過去の記憶に私を連れてゆく

あの時、
渡せなかった手紙…
伝えられなかった想い…
言えなかった後悔…

過去の記憶を星にちたとえて、

沢山のあの時の星たちに、
隣に居るのが当たり前だと思っていた心に、さよならして

月の道しるべに身を委ねて、明日へ進んでゆく

願うならば

進む先にあなたが居て

あなたの隣にいて欲しい人が私でありますように…って、わがままな想いに、

月に願いを込めて☽･:*

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◇stand.fmの朗読の企画で月森みらさんが朗読してくださったものです。
感謝です。