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友達じゃないヤフーカードから急にLINE通知が届いた事象について

17日ごろこの件がネットを賑わしていたので書こうと思いました。

詐欺なんじゃないか、なんか気持ち悪いなどなど色々な声が上がっていましたが、そこについて自分なりに考察してみました。

そもそも、なんで届くのか?

LINE公式アカウントの機能として「通知メッセージ」という機能があります。

これは公式アカウントの企業が保持している電話番号とLINEで保持している電話番号をマッチングして通知を送る仕組みのようです。もちろん、ハッシュ化しています。

この機能は、友だち登録していなくても、ユーザーにとって必要な情報であればメッセージを送ることができる機能です。ユーザーにとっても利便性ある情報受け取れますし、企業としてはスタンプ配る以外の友だち追加のきっかけになる機能のようです。
ユーザーが知るべき情報を伝える手段なので、広告は配信できませんし、配信内容については、LINE側でも厳格に審査をしているようです。
便利な例で言うと、宅配業者であれば到着前にメッセージを見てもらうことで受け取っていただく可能性が高まり不在配達を減らすことにつながります。

https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/20190426/

なぜ、今回ヤフーカードは炎上したのか?

上記リンク先には

今後、通知メッセージの具体的な利用用途については各種予約や申込み、注意喚起、一般案内など幅広いサービスを想定していますが、それ以外にもユーザーにとって重要性や必要性の高い内容であれば、ぜひご活用いただきたいです。

と書かれております。ヤフーカードの配信した内容も請求金額の通知なので「重要性」、「必要性」ともに高かったように思われます。
なのに、なぜ、便利機能であるはずの通知メッセージがネット上でざわついたのか?

大きな理由としては、通知メッセージへのユーザーの認知がそこまで浸透していないことが前提あるとしても
データの設定業種によるものが大きいかなと思います。

今回のヤフーカードの件についてはTwitterを見る限りどうやら現時点でカードの保有者ではない人にも送られていたようです。過去の保有者情報、Yahoo!IDに登録されている情報、もしくは、昔使ってた人の電話番号情報と紐づけられてしまったなどの可能性があるかなと思います。

また、金融会社からの通知メッセージだったというのも不安を煽ってしまったのかなとも感じます。カードを持ってない、使ってないのに、請求予定金額の通知が来たらそりゃ怖いですよね。リンク踏んだらフィッシングサイトに行っちゃうかもしれないと思いますしね。

この件の学び

自身が送る側になるとしたら

・データの整合性について考えた上で配信する
・自身の業種とツールがマッチしているか検討する
・認知してもらえるよう事前告知をする

失敗から得られるものは学びでしかないですね。

では、また。




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