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自宅防犯カメラ① 新築するおうちに防犯カメラを付ける!

自宅に防犯カメラを取り付けることを考えました。
YouTubeやネット情報を検索すると、
個々のカメラ機種のレビューはよく見かけますが、
住宅防犯カメラ設置の全体像について解説している情報が少ない。。

今回、設置計画のためにいろいろと情報を集めたので、
今後設置する方のお役に立つかもしれないと思い記録してみます。


分譲マンションに入居した際に、
コンセントの工事をDIYしたくて、電気工事士の資格をとりました。

コンセントの工事にとどまらず、
壁の構造を考えながらテレビの壁掛け工事を計画したり、
天井の構造を考えながらプロジェクターの配線やダクトレールを取り付けたり。
住宅DIYの入口としても、
電気工事士資格の勉強と工事の経験は非常に役に立っています。

このたび、
一戸建てを新築してマンションから移ることになりました。
マンションにあった、オートロックがなくなり、
外部から玄関や窓に直接アクセスできるようになってしまう。

防犯カメラはつけておきたいな…

と、なんとなく考えてのんびり構えていましたが、
新築に合わせて防犯カメラを取り付けるためには、
プランニングの割と早い段階でいろいろと決めておく必要に迫られました。


いつ設置する?

新築と同時ではなく、
いったんおうちができてから防犯カメラを設置する方法もあります。

既存住宅への設置の懸念点

既存の住宅でも防犯カメラを設置する工事は行えます。

実体のない図面やパース上で計画するのではなく、
実際の建物と周辺環境に合わせてカメラの取付け位置を決められるのは
大きなメリットです。

一方で、取付け工事にあたって、次のようなことが懸念されます。

  • 外部コンセントやエアコンスリーブなどからカメラの設置場所までケーブル(電源やLAN)を引き回すので外観が損なわれる、ケーブルや電線管を固定するためのねじ穴が外壁に開く

  • 屋内からケーブルを引き出す場合には、建物の構造や断熱・気密性能が損なわれる可能性

  • 外壁への不適切なネジの使用により、外壁の防水シートが破損する可能性

  • 雨どいなどがあればステンレスバンドなどで壁を傷つけずにカメラは設置できる →ただし、設置できる場所は限定される

  • 電源内蔵・無線通信で完全ワイヤレスのカメラもある →ただし、機種が限定されるのと定期的にバッテリーを充電する必要がある

新築に合わせて設置するメリット

裏をかえせば、
新築と同時に工事することで、次のようなメリットがあります。

  • ケーブルを目立たせなくできる
    →動作や通信がより安定した有線タイプのカメラを採用しやすい

  • 建物の構造や断熱・気密性能への影響を及ぼしにくい

  • 外壁への損傷が最小限で済む

  • カメラ設置場所の自由度が高い

というわけで。
うちは、新築と同時に防犯カメラを設置することに決めました。

設置のために決めておくこと

とくにこだわりがない、知識がないということならば、
防犯カメラを設置したいんです!と希望すれば、
HMの営業さんや設計士さんがいろいろと提案してくれるかもしれません。

しかし、現時点で防犯カメラは、
どのおうちにもあるような標準的な設備とはいえないので、

”取付けはHM側でできますが、
カメラの機種選定や設置位置は施主側で決めてください”

という話になるかもしれません。

  • 録画機とカメラとの接続方法は?(有線・無線)

  • カメラの電源は?(100V・POE・ソーラー・バッテリー)

  • どこに設置する? 地面からの高さは?

  • ケーブルの接続部分やACアダプタなどを収納するボックスが必要か?

  • カメラを外壁に取り付ける? ボックスの蓋に取り付ける?

  • (ケーブル配線やボックスの工事は依頼するとして、カメラの設置も依頼するかDIYするか)

これらの項目が決まったうえで、
具体的な工事内容を決めることができます。

通常は注文住宅のプランニングの段階。
具体的には、室内外のコンセントの位置を決めるような段階で
HM側に伝えておく必要があろうかと思います。
(柔軟なHMであれば、上棟後でも間に合うかもしれません)

工事内容を決めるためにいろいろと考えたので記録していきます。

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