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サイクルシェアサービス ”ハローサイクリング”利用レポート
スマホアプリからの手続きで、
電動アシスト付き自転車が15分60円で借りられる
ソフトバンク系のサイクルシェアサービス
HELLO CYCLINGを利用しました。
当地も御多分にもれず車移動が中心の地方都市。
ある程度以上の距離の移動は車になります。
この春、駅前と主要観光地などの近辺などにステーションが設置され、
スマートサイクルシェアサービスが始まりました。
観光の方以外にも、
「歩くには遠いけど車で行くほどでは…」
「駅前に行くと駐車場が高い・結局駅まで歩くから」
といった移動手段のスキマにうまく入るサービスだと思います。
まずはアプリでユーザー登録
普段の生活範囲にステーション(自転車の貸出・返却場所)が
できているのを見かけたので、
興味を持って「ハローサイクリング」を検索。
スマホにアプリをダウンロードして、
メールアドレスやクレジットカード情報を登録するだけ。
いざ自転車使うぞ、って時に登録するのは面倒だと思うので
ヒマな時に登録しておいた方がいいです。
このテのサービスに慣れてる方なら登録に5分もかからないと思います。
アプリから自転車を予約する
自転車の鍵を開けるのに必要な暗証番号を発行するために、
アプリ上から予約をいれます。
(予約は30分有効なので、出掛ける直前くらいがちょうどいいかと)
アプリの地図上から借り出したいステーションを選択。
空車のリストが表示されます。
(今は大人用電動アシスト付き自転車一車種だけみたい。料金もすべて一緒)
適当にどれか一台選んで予約すると、4桁の暗証番号番号が表示されます。
(2021-01-26追記)PayPayも使えるようになっています。ハローサイクリングのアプリとPayPayアプリ間の遷移で待たされる時間があり、あんまりスムーズじゃない。。
スマートな借り出し
スマホを持ってステーションへ。
並んでる自転車の中から、サドルの下にあるナンバープレート(車両番号)をアプリと照らし合わせながら予約した自転車を探します。
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ハンドルの真ん中に操作パネルが付いてます。
これに通信機能が内蔵されてて、
貸出・返却の操作はすべてこのパネルでできます。
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(左のは自転車の電動アシストとライトの操作パネル)
左上の電源ボタンを押して言語選択、
あとはメッセージに沿って
アプリに表示されている暗証番号を入力するだけ。
これで、後輪にかかっているリング型のロックが
”ガチャン”と外れて乗り出せるようになります。
自転車の乗り心地
いわゆるシティサイクルサイズでギアは3段のみ(右ハンドル)。
(普段はクロスバイクに乗ってますが、3でも軽めで物足りない)
初めは気付かずにアシスト無しで乗ってましたが、
それでも平らな道路では十分でした。
左ハンドルに電動アシスト(とライト)の操作パネルがあって、
アシストのオンオフ、
あとちょっとしたサイクルコンピュータ(速度計)としても使えます。
信号なんかで止まった後の動き出しが、
アシストあるとだいぶスムーズで楽。(今回坂道での利用はしてないです)
一時駐輪(今回は試してません)
レンタル中の駐輪自体はステーションに限らずどこでもできます。
後輪ロックで。
ただ、鍵を開けるときに再度暗証番号が必要なので
電波の入らない地下駐輪場なんかは要注意?
(2020-03-05追記) 何度も一時駐輪しております。この辺りに地下駐輪場自体があまりなかった。。。
ICカード登録(今回は試してません)
非接触通信機能のあるICカード(電子マネーとか社員証とか?)を
登録すると暗証番号の入力がいらなくなって、
もっとスマートになるみたい。
自転車の乗り出し中に操作パネルでICカードを
登録しなきゃいけないみたいなので、これはまた次回利用した時に。
(2020-03-05追記) ICカードの登録も試してみました。
登録したICカードはそのレンタル期間中だけ有効で、次回のレンタル時には再度登録し直さなければならず、あまり使う機会はないかな・・・(チョイ乗りなら暗証番号の方が楽)。iPhoneやAppleWatchも登録はできましたが、何故か読み取りしにくいようで、近づけたり遠ざけたりでたまに認識する程度でした。
(2021-01-26追記)物理ICカードを登録しました。操作パネルでの暗唱番号入力がなくなるので楽。
ステーションへ返却
ステーションの空きスロットに前輪を入れて、後輪をロック。
あとは、操作パネルの電源を入れて
メッセージに沿って操作すれば返却完了です。
スマホの方にも通知が来ます。
ここがイイ、ここがダメ?
返却場所に空スロットがないと詰む
ステーションの枠数は
かなりゆとりを持たせてある(配置台数の2倍?)ようですが、
もし目的地のステーションに空きスロットが無いと、
他のステーションを探すか空くまで待つ?か。
これは返却に困るかも。
アプリからステーションの空き状況も見られます。
充電状況(車体の状態)が未知数
返却したステーションには充電ケーブルが付いていて、
返却の時に自転車の操作パネルのそばにあるコネクターと繋いだのですが、
そういえば借り出しの時にケーブルを外した記憶が無い。
調べてみると、充電に対応してるステーションは少ないみたいです。
アプリからはバッテリーの状態までは見られないので、
(経年でバッテリーがヘタってくればなおさら)
充電が不十分な機体に当たる可能性はあります。
(2021-01-26追記)ざっくりとした充電残量がアプリから確認できるようになっています。
アシストなくても乗れはしますので、
電動アシスト機能はおまけ程度に考えておいた方がいいのかも。
いまはまだサービス開始直後なので車両の状態も良いですが、
予約自体は自転車がそこに存在することの保証しかないので、
タイヤの状態その他諸々は暗証番号入力する前に
現地でチェックした方がいいですね。
ここがイイ
15分60円というお手頃感。市内均一バスより安いし早い。
あらかじめアプリの登録さえ済ませておけば、面倒な手続きなし(ICカードにすればさらに)。
出掛ける前に空車があるかどうかわかる。
前カゴも付いてるのでちょっとした荷物もOK。
電動アシスト付きなので楽。
天気さえ悪くなければかなり使える、という感想でした。
(2019-04-02に投稿した記事の移転・再投稿です)