さつい。⑥
女: あなた、カリカリしすぎよ笑
黙ってれば可愛いのに笑
女: どうしてそんなに馬鹿女に苛立つのよ笑
◇
女: 本当に、やめなさい
あなたの人生の残りの時間は
あたしには分からないけれど
あなたを理解しようとしない輩に
あなたの感性を晒す必要はないわ
吐いた言葉をしまいなさい
そんなしょうもない人たちに
言葉を使ってあげる必要はないわ
◇
女: あたし、彼と上手くいかないみたい、、
女: えっ?あたしのパンツ?笑
パンツと彼との相性関係あるの?笑
◇
女: この前、病院に行ったんだけどねー
あたし鬱病診断されちゃったわ笑
生き辛いタイプって
あたしのことだったのかなあ笑
◇
女: 現代アートに興味あるもの同士なのに
知り合った当初は
何であんなに口喧嘩したんだろうねえ
◇
女: 久しぶりー
あたし
施設でしばらく暮らすことになったよ
何というかその、、
もう連絡はできないからね
◇
女: あなたは、素直に生きるんだよ
これまでもそうだったと思うけど
あなたは
なんだかんだ上手くやれるはずだから
元気に暮らすんだよー
◇◇
彼女に向かって
生き辛いタイプ
というタグ🏷️を貼り付けて
溜飲を下げていった輩達を
1人残らず
たこ焼きのアレで
目ん玉をブッ刺していく姿を想起した
カリカリにするために
その4分後に
トロッとした中身を想起した
だから
ブッ刺すのは躊躇した
◇
女: ありゃりゃりゃ、困ったねえ
タコ抜きで!って注文したのにねえ
あのパープリンがあ、、
おばあちゃんがしっかり取ってあげるけん
ほら!綺麗にタコが出てきた!
こげなもんはゴミ箱にポイしたらよかとよ
ぽいっっっと投げといたらよか🐙🗑️
さあさ、くぼみちゃんも
ふーふーして食べんね!美味しかよ〜
躊躇なくブッ刺して
タコをくり抜く女を思い出した
その女は生存してないけど生きている