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私の「子育ての軸」って…?

Mayuさんの「ママの対話会」に参加して、子育ての軸を考えた話。

このイベントはファシリテーターのMayuさんのもと、実際に子育てに奮闘中のパパママ、一段落したパパママと一緒に行う対話会イベントでした。


イベントに参加するのにあたって、Mayuさんの考え方でステキだなと思ったのが、

天才になるには一万時間必要だと一万時間の法則というのがありますが
私たち子供が生まれて常に子供の事を考えているので
24時間×365日=8760時間
もう既に1歳2カ月育て上げた時点で1万時間越えてるんですよね。
子育ての天才である私たちも、フラットに教えあえるそんな場にしたいなと思ってます。

というところ。
一万時間の法則は知っていたけれど、なぜか子育てにそれを使おうなんて考えたことも無かったので衝撃でした。

考えてみれば、私の職場(専門職)だって3年くらい勤めれば「若手だけどそれなりの専門家」みたいな感じに周囲からも期待され、また自分自身もそういう自覚を持つようになっていくのに、どうして子育てって第一子が3歳になっても「新米母さん」なんだろう。
(そう思っていたのは私だけかもしれないけれど・笑)

それなら、もうすぐ6年になる私の子育ての中にも、何かしら軸があるはず。
考えたらヒントはちゃんと自分の中から出てきました。

私はイベントに参加する前に、自分が子育てで「これ良かったよ〜!」とみんなにシェアできるものって何だろう?と考えて、スライドを作っていました。
https://docs.google.com/presentation/d/1tLGgqPWQiUWJV29rZtWyhzCN9Y38LmH38MmoPdnXSeM/edit?usp=sharing

その1つがピアノの練習法だったのですが、イベントが終わって考えてみて…軸はここにあるな、と思えました。

我が家の方向性は
・目指すのは音大ではなく、ピアノやチェロを生涯の友にすること
・ピアノやチェロを嫌いにさせないこと
・ある程度のレベルに達していた方が絶対に楽しいので、できるだけ高みを目指すこと

音大は目指さないけれど高みを目指す…なんか書いていて矛盾に気がつきましたが(笑)
ともかくこのようなスタイルです。
この辺りは私の中でブレが少ないので「軸」と考えて他のことに置き換えていくと…

勉強だったら
・生涯学び続けること
・勉強嫌いにさせないこと
・ある程度の学力があった方が、困った時に対処する方法が増えるし、世の中楽しくなると思うので、できるだけ高みを目指すこと

運動だったら
・生涯運動し続けること
・運動嫌いにさせないこと
・ある程度は「できる」という意識があった方が色々挑戦する気になって楽しいと思うので、できるだけベターを目指すこと

となり、私の中ではしっくり落ち着く答えになりました。

そう考えていくと、例えば。
我が家は長男がストライダーから自転車に移行する時に、スポーツ自転車のヨツバサイクルを買い与えたのですが、なぜ普通の自転車よりも高価な自転車をわざわざ買い与えたかと言うと

自転車は車体が軽い方が、補助輪を外しても乗りやすい。
ヨツバサイクルは軽い。
自転車好きな人たちがこどものために作ったらしく、検索してみると、補助輪外してすぐに乗れるようになったという体験談も出てくる。

ということで、自転車に乗れないことで運動嫌いにさせないために親側がベターを尽くした結果だったんだな、と改めて納得できました。
(幸いにも長男は2〜3回練習したら、本当に補助輪なしで乗れるようになりました!)

こういった成功体験や、イベントの中では触れなかった山ほどある失敗体験(笑)を元に、
自分なりの子育ての軸を意識しながら環境設定していけば良いのかなぁ、なんて思いました。

ちなみに子育て対話イベントはシリーズ化される予定だそうで、今後もとても楽しみにしています。

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