【59冊目】考えるとはどういうことか考えた
2021-01-06
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
一応新年初めてこのブログを書いたので挨拶まで
岡山で新年を迎えた私は外出した際にちょこちょこ本を読みつつ、家ではハイキュー!!と進撃の巨人3seasonを一気見していました。
はい、堕落しております。(今は島根です)
ということで読んだ本は『考えるとはどういうことか』である。
哲学の入門書とあるが、哲学哲学はしていない。
そもそも、作中では学問としての「哲学」と、体験としての「哲学的なもの」を分けて考えている。
この本で取り扱われているのはニーチェやホッブズといった学問としての「哲学」ではなく、哲学対話や「人間はなぜ生きるのか」みたいな体験としての「哲学」あるいは考え方としての「哲学」である。
欧米では哲学は教養として捉えられているそうで、考えるための、考え方の土台になっているそうだ。
確かに、昔の起業家は学生時代に哲学を読んでいるイメージがある
(小説でそういった描写があるが、本の中でのお話なのか、あまりに昔のことなのか、知っている人は教えてください)
ちなみに私が好む哲学は、私が探究したいと思っている哲学は体験としての哲学の方である。
(しかし、学問としての哲学にも興味はあるので少しずつ読むようにはしているが)
そういった意味でこの本は大変参考になった。実際に学問としての哲学の権威、カタカナの聞きなれない人名は一切出てこない。
私のVisionは「自由な人が増えること」である。
ここでの自由とは、「自らに由ること」であり、自由⇔責任は表裏一体で同時に発生するものであり、ネガティブなものではなく権利であるだととらえている。自分で選び自分の人生を全うしていく、それが「自由」の意味である。
そして、その「自由な人」が世の中に表れない理由はどうやら教育にあると仮説を立てているわけである。
自由になるにはどうすればいいのか、その答えとなるかもしれないことをこの本で学んだ。
「考える」ことで、そして考えるためには「問う」ことで、人は初めて自由になる。(ただしこの本で書かれている「自由」は解放の意に近いと私は解釈したので、私の思っていることと差異があるだろうことは承知で読んでいた)
しかし、思考は頭の中にとどめておくと消えてしまうので語ることが大事であると、
→つまり哲学対話をすればいいと、そういったことが書いてある本だった(超簡略化して書くとそういうこと)
考えるとは何かと、本を読みながら、考えつつ、メモを取る
(問い) (考える) (output)
いいサイクルだ✨
本を読みつつ思ったことがあったのでそれはまたnoteに書きますね。
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