【82冊目】偏差値=Deviation score(海外では特殊な単語だそうです)
2021-9-29
最近あまりにも本を読んでなさ過ぎて、やばいなと思う今日この頃。今年度に入って3冊目だろうか。やばい。
意識して読書週間を作っていきたいところ。最低月1冊は読みたい。
今回読んだ本は『親が偏差値思考をやめれば、不思議なほどわが子は伸びる』である。
コロナ禍になった2020年、緊急事態宣言も出たり、大学もフルリモート化した時代、
私はひたすらにオンラインイベントに参加していた。
その際に日本アクティブラーニング協会さんのオンラインイベントに参加させてもらったことがあった。
そうしたら、2021年だろうか、協会から本が送られてきた。それがこの本。
大学時代(今も大学生なのだけど)教育を学んでいた私には非認知スキル(ソフトスキル)という言葉はスタンダードな考え方というか、みんなこれを鍛えようぜ!って理想を語っていたのだけど、
今実際に働き始めて、しかも高校生たちと毎日一緒にいる中で、
実際に彼らのソフトスキルを鍛えるための補助というか、伴奏、伴走ができているのか考えるいい機会だと思って、積読の中から手に取った次第。
連休を取得し、佐渡島に向かうフェリーの中で読んだ。
特に印象に残った話が、
立川談志さんがTwitterで「自分は学校歴はないが、学歴はある」とツイートしたらしい。失礼だが、立川談志師匠がTwitterを使っていることに驚きつつ、良いこと言うなと感心した。
ここでの学歴とは、最近の教育業界の言葉で言えばポートフォリオであり、万人にわかる言葉で言えば「学習習慣」や「生涯学習」といった言葉だろうか。
ようは、学び続けることはしてきたつもりで、「学がある」というか、教養を持ち合わせているとか、そういうことである。
このポートフォリオ、実は学校教育の中でまとめるよう言われており、今はポートフォリオとして、学校での授業(主に総合的な学習の時間等)でのワークシートなどを挟んでおき、ファイリングしたものを作っている。
まあ、実際授業の内容すべてを挟んではどうでもいい資料や、その人ならではの学習歴(ポートフォリオ)ができるかどうかは一概には言えないのであるが、少なくとも学力(テストの点数)ではなく、採用マッチングのように学習力で入試をするとか、高校大学に合った人材を探すことはしやすくなったのではないかと思う。
さて、ではわたしがポートフォリオをまとめるとしたら、これまでの人生における「プロセス」と「ストーリー」をまとめ上げればいいわけであるが、それをnoteにしたらいいのではないかなと思った。
私は「たむの頭とろけだし」(通称たむとろ)というnoteを書いている。
私の考え方は手前味噌ですがなかなか面白くて、大学生ながらにすごく大人びているというか、理想的な思想で生きていると思っている。悩むことや心配事が全くなく、達観しており、嫌みが無い(自分で自分のことほめ過ぎでない?笑)
まあ、そんなこんなで、会う大学生大学生から相談されたりして、大人から褒められて、すごい考え方ですねって言われて、天狗になった私は、私の考え方でよければ見てくださいって、私の考え方を吐露するnoteをつけ始めたのだ。
そこには私が経験してきたことも多く書かれており、それによって私のプロセスとストーリーはもやはこの「たむとろ」上に存在しているのではないか。そう思った。
もう少しこれをまとめ上げ、肉付けしたうえで、この私のストーリーやプロセスを見て、私と一緒に仕事したいとか、一緒に面白いことをしたいと思ってくれる人とこれから一緒に何かしていきたいと思う。
そういったご縁とストーリーを大事に就活やマッチングが出来たらいいな。
そんなことを考えつつ、本を読んでいた。
あれ?高校生と向き合っている今こそ読もうと思った話はどこへ??(笑)
結局自分のことに帰着しちゃった。私もまだまだ人を育てる立場には程遠く、成長途中というか、一緒になって学んでいくというか、強いて言えば実験してみるというか、先に飛び込んでみるというか、後続の為の判断材料になればいいなくらいに思っている。
それが私が彼らに、皆にできる選択肢の広げ方、見せ方の1つではないだろうか。
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