「メモ少年」を知っていますか
YouTubeのおすすめに上がってきた動画をなにげなく見たら、ハマってしまった「メモ少年」。
【メモ少年とは】
・小学五年生でロバートの大ファンになる。
・録音録画禁止のロバートのライブで、後で振り返って笑うためにメモを取り続ける。その姿がロバートに認知されて「メモ少年」と名付けられる。
・ロバートのマネージャーになりたいという夢を持つ。
・ロバートのマネージャーになるためには、吉本に入社する必要がある。そのためには、そこそこの高校に進学しなければ、ということで勉強し、進学校に入学。
・その後の大学入試では、立命館と法政大学に合格。
・大阪在住だったが、大阪吉本ではなく東京吉本に配属される可能性が高い法政大学を選択。
・法政大学では学園祭でお笑いライブの責任者になる。通常数組の芸人を呼ぶところ、ロバートだけ60分の単独ライブを開催して、大盛況。
・ロバートと一緒にステージを作り上げた経験から、「マネージャーになるのではなくて、ロバートと一緒に何かを作る仕事がしたい」とテレビ局に就職することに決める。
・卒論ももちろんロバート。秋山の出待ちをして卒論を手渡す。
・テレビ局の採用面接でも「ロバートの番組を作りたい」と語る。
・メーテレに採用される。
・メーテレのディレクターになり、秋山歌謡祭というロバート秋山主演の番組を製作し、夢をかなえる。
・秋山音楽祭はメーテレ社長賞を受賞。
もうね、圧巻です。
ここまで長い間自分の「好き」を貫いて、夢を叶えて、大好きな人と仕事できて、周りからの評価も得てる、本当にすごい。
すごすぎる。
まっすぐすぎて、彼を主人公にした少年ジャンプの連載があってもおかしくない。
なんといっても、夢を叶えるための選択と努力の方向性と行動力がどれをとっても的確。
何かをしようと思うと、つい、「手段の目的化」に陥りがちだか、しっかりと「目的を叶えるため」の「手段」として、選択と努力と行動をしている。
私は自分の好きなものを「これが好きです」というのがすごく照れがあり、苦手なのだが、メモ少年は周りにも「ロバート好き」を公言していている。
みんな応援したくなるし、夢をかなえることにつながっている。
大学で東京に上京するまで、大阪に住んでいたためライブになかなか足を運べなかったメモ少年のために、東京に単身赴任していたメモ少年のお父さんが代わりにライブに行ってメモをとってあげていた、っていうエピソードもまた良くて。
子どもが今後何かにハマることがあったら、メモ少年のお父さんのように、全力で協力したい。
メモ少年がロバートにハマるきっかけになったコント。面白すぎる。
本も出版されているようです。