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【ヒラタクワガタ】令和6年8月 ワインセラー
言わずもがな、暑いです。
自然環境そのものが、温度管理失敗レベルになっていますので、自然界での大型個体はもう期待できないのかも知れません。
その前に生息環境が維持できるかどうかも怪しい気がしています。
今回は、室内での温度管理用として導入したワインセラーの使い勝手についてもお伝えできればと思います。
まず、先月の出来事として、7月13日に①次年度用メスの選別、②残っていた成虫の放虫、③残りの幼虫を割り出しを行っています。
①と②については特に報告することもなく、ただ幼虫に専念できる体制が整いましたというお話です。
③の幼虫ですが、前回に14匹を割り出しており、今回がその残りの全て。
結果は・・・・
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前回と合わせて、計32匹となりました。
ほぼ計画どおりの匹数に抑えることが出来まして、令和6年度体制はこれで進めていきます。
これをワインセラーに詰め込むと、
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スタート用のミニケースですと、詰め込むと63個まで入りますが、温度の循環を考えると、今の32個が適量な感じです。
そこから20日を経過しましたが、どうやらワインセラー内は上下での温度差があり、上段に入れた後発グループの方が活発に動いていて、成長も早いようなのです。
ワインセラーの詳細
製品名 ルフィエール LWーD32
お値段 送料込み3万円でお釣りがくる程度
特徴 コンプレッサー式でないので、物静か
上が22℃まで設定可能であり、幼虫管理には最適
電気代は微々たるもの(設置場所の温度そのものが高くないため)
縦長のため、内部の上下で2〜3℃の温度差がある
寒いときの加温機能はない
内部構造としては、内部背面に上下2箇所の冷却装置が設けられていて、庫内の温度は下部冷却装置付近で測られています。
実際に温度を測ってみます。
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下段の奥側で測ると21℃なので、設定温度のとおりです。
手前扉側で+1℃、中段部で23℃、最上部で24℃が実測値となります。
上をもう少し冷やしたいところですが、20℃設定にすると一時的に19℃まで下がる時間帯があるので、今年は21℃設定で様子を見ます。
このまま行きますと、メスが10〜11月、オスは年越しになる予感です。
このワインセラー、温度下げる専用なんですよね。
冬は冬で難しくなりそうです。