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【ヒラタクワガタ】3月26日 羽化報告⑦〆

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 桜が咲いていて、強い雨でも全く散っていません。
 桜って雨で散るイメージでしたが、時期で散ってただけなのですね。
 ここ数日は4月の陽気で、最高気温は20℃、最低気温も10℃を上回ってきました。
 庭では小バッタが飛び跳ねています。
 かと言ってエサもない中、クワガタムシが出てくる訳もありません。
 今年の虫採り開始は、4月下旬からと考えています。

 今日は、令和4年度の成虫掘り出しの最終回です。
 残っていた4匹をサクッと紹介していきます。

 まずは♀2匹から

個体番号D 29は、38.5mm
個体番号G13は、29.5mm

 これは、ちょっと個別に説明させてください。
 まず、38.5mmの子は途中で越冬モードに入ってしまい、同時期の兄弟達から2か月遅れでの羽化となっています。
 追加のエサ交換時には、8gあった体重も6gまで下がり、そのままサナギになってしまった残念な子でしたが、成虫サイズが保たれてたので驚きました。
 で、29.5mmの子についてですが、他の♀38匹全てが34mm〜39.5mmの間で羽化していることを考えると、突出して小さな子となっています。
 その理由として、次の写真をご覧ください。

G13、3齢初期の写真

 頭が凹んでいるのがお分かりいただけますでしょうか。
 これは、去年の夏に床下収納に落ちて産卵セットを踏み抜いた人間がいて、運悪く2齢から3齢への脱皮タイミングと重なってしまい、踏み潰されたマットの中で頭を硬化させるスペースがなくなってしまったものと考えています。
 頭だけなら問題ないと思っていましたが、あたらめて写真を確認すると、大顎の付け根あたりにも歪みがあるように見えます。
 うまくご飯が食べられなかったのかと思うと、不憫でしかたがないです。
 成虫なって新しい顎を手に入れたことですし、人生取り返して欲しいところです。
 小さいけど。

 最後に♂2匹です。

個体番号G 14、幼虫体重13gから61.5mm
個体番号G 15、幼虫体重12gから60.5mm

 最終体重が乗っていなかった割には、60mm超えてくれたのは嬉しい誤算です。
 形もおかしくはありません。

 ♂も今期最後の個体が、今期最小の個体となってしまいましたが、♂全体では28匹全てが60.5mm〜65.5mmの間に収まる結果となりました。

 ま、目標としては♂平均70mmなんですけどね。

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