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『雑文集 田村真夏』雷が鳴って夏が終わる

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 雷が鳴って、気温が下がって、もう夏が終わると思った。コンビニの酒売り場には秋を冠されたものが並びはじめていて、わたしは夏のビールを買ったけど、他の人は秋のものを買った。

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636字
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作家・文筆家「田村真夏」が、これまで16年間書いてきたエッセイ・日記をリライトし、まとめたものです。一直線ではいかなかった半生を描きました…

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