2019/05/01 水曜日 - 静寂と思いっきりの悪さ
日記、95日目。
そして帰省3日目。今日は近所の安比高原へ出かける。
ここは冬には観光客のスキーヤーでいっぱいになるのだけど、この季節の人はまばら。そうとはいっても、春スキーを楽しでいる数少ない人達の姿は見ることができた。
東京では桜は散ってしまったけれども、岩手ではまだまだ桜が咲いている。
岩手県北部の八幡平市の桜は、目黒川や上野公園のような、ドドドド!!という感じの桜の大群が襲ってくるような、桜並木などなく、ポツリポツリと申しわけなさそうに謙虚に桜の木が立っている。広々ととした土地に、慎ましく立つ桜の木は、この土地に住む人達の人柄を表しているようだ。
ここに住んでいた子供の頃は、桜の木に対して風情を感じることは全くなかった。もっと言えば10年ほど前(30歳くらい)もなかったかもしれない。
桜の木を眺めて何かを感じられるようになったことは、だいぶ経験と知識が増えたということなんだろうけど、言い方を変えれば、知識と経験を持った大人になったということだとも思う(僕にとって、大人になったということは、褒め称えられた表現ではない)。
帰り道、地元では有名な美味しい天然水が湧き出る神社へ行ってきた。
長嶺神社~長者屋敷清水
https://ameblo.jp/iyasino-oto/entry-11324707459.html
昼間から静音に包まれている。この雰囲気は東京では味わえないな、と感じられるようにうになった僕は、もうこの土地のDNAはだいぶ薄まったということなんだろう。そう思うと少し寂しい。
——
やっぱり今日計画していた、読書や雑務が全然できなかった。
もう割り切って「今日は計画なしにのんびり過ごそう!」と決めてしまえばいいのだけど、なかなかそんな決断ができない自分がいる。
しかも、思いっきりの悪さは、今に始まったことではない。そういえば子供の頃から、親に旅行の時くらい宿題をもっていかなくてもいいんじゃない?と咎められながらも、宿題を持っていき、結果あまり手がつけられなくて、旅行荷物だけ無駄に増やしていた。
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