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第1週/ ピーター・ティールのPalantirが、イギリスの国民医療サービス情報のアクセス権を得た / (2020/06/07-06/14)

今週からニュースの振り返りをスタート。皆様よろしくお願いいたします。

■2020/06/07

在宅勤務が進み、かつ、COVID-19の影響で解雇される職員が増えた影響で、高騰してるベイエリアの家賃が9.2%も急落。オンライン業務ツールの進展が、不動産価値にどの程度影響を及ぼすか。一方でオフラインの価値がより鮮明化するのかもしれない。

■2020/06/08

睡眠追跡機能に加えて、ようやく心電図機能が日本国内でも利用できるという噂も。Apple Watchの新機能には注目。

■2020/06/08

アメリカでの人種差別問題。問題の震源地でもあるミネアポリスではついに警察が解体される事態となっているようだ。状況はエスカレートし、アメリカ建国の父である、ジョージ・ワシントンが奴隷制度の肯定派であったことによることの過去への批判、ワシントンの奴隷商人のクリストファー・コロンブス像が斬首されるなど、歴史的な記録の問題まで発展している。デモに参加している米国民は、COVID-19によるStayHomeより、この問題で声を上げるほうが重要であると考えている。

2020年11月に実施される大統領選挙とも重なることからも、関係者の発言や行動の複雑さを増している。トランプ大統領の主な支持層と言われているのは、移民から職を奪われ続けている白人層である。これから米国はどうなっていくのか。そしてそれは日本国内にどのような影響を与えていくのか。

■2020/06/09

過剰な監視は生産性が落ちるという記事。健全なリモートワークカルチャーは経営者と従業員との信頼関係にあると思われる一方で、まだまだ労働を怠るワーカーが多い国もあるのも事実もあるのではないか。

初めてリモートイベントで登壇。閲覧頂いた方は感謝します。好況不況に関わらず、大きなマクロな流れ(国内の少子高齢化、中国・アジアの台頭、地産地消、人材のグローバル化)は変わることはない。今は、不確実な社会でできることを必死で考えて実行に移すということだけだと思う。

参考記事:新型コロナウイルスから考える経営計画(自己整理を込めて)
https://note.com/tamura_jp/n/na3e0ecc3d9c8

■2020/06/10

否定的な思考が、有害なタンパク質の沈着を生み、認知機能の低下とアルツハイマーの原因となっているという記事。情報はひとまず否定して考えることも大切もあり、一概に「否定思考=悪」という断定もできない。ただ、脳に負担が生じる事実は受け止めてもいいのかもしれない。

■2020/06/11

国内のスマートシティー構想。少子高齢化が進み労働人口が減少する日本では、さらなる労働効率化や市民の管理体制が重要になる。大きな社会問題に直面している、先進国家として世界をリードする仕組みが作る機会はまだあるはずだ。

■2020/06/12

官報ブログさんの有償記事。キーエンスのファブレス経営について決算書から読み解いている良記事。Apple、ユニクロ、任天堂も同様の経営手法をとっていると言われている。

■2020/06/13

ついに米国のCOVID-19感染者が200万人を超えた。

ドイツの垂直離陸旅客機スタートアップがユニコーンへ。子供の頃に見ていた映画の世界観が、現実になるかもしれない。

ピーター・ティールのPalantirが、イギリスの国民医療サービス情報のアクセス権を得た。日本国内でも損保ジャパンと合弁会社設立を発表。

先進国は日本国内に関わらず高齢化が進む。そのことは、健康・医療分野でのデータを活用したサービスの最適化(対象者に応じたパーソナルサービスや、生活習慣による予防管理)がより重要度を増すことである。データ活用により、COVID-19の予防意識を高められ、個人と社会に便益が受けられるという市民理解が進めば、パーソナルデータの流通はさらに加速すると思われる。

■2020/06/14

東京の死亡者数が人口変動の影響を差し引いても、過去に記録が残る平成11年度が上回った。COVID-19との関連性を断言することは時期尚早かもしれないが、現在のところ他の要因が想定できないとのこと。

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