【13区】たむじょー日記#5 大先輩の引退と悲劇
2023.5.20(土)
東日本実業団陸上1500mに出場しました!
実はこのレースに出場しようと決めたのはレース当日の朝でした。
直前の悲劇
今年の日本選手権出場をかけた大会をこの東日本実業団にしようと考えていたのですが、標準記録の締め切りが1週間前でした。
ここでもし今年の日本選手権標準を切っても出れるのは来年という事になります。
まじかー!と2週間前くらいに思いつつ、エントリーもしたし強い選手と走れる素晴らしい機会だなと思い参加することを決意しました。
でも今のままじゃ戦えないと思い、今まで以上に距離を踏んだり練習の質も高めた結果、東日本実業団2日前に体調を崩してしまいました。。
土曜日に試合だったのですが、木曜日は一日部屋で寝込んで、金曜もあまり状態が良くなかったので病院に行きました。
それほど重くはなく、熱も出ていなかったのでお薬はもらってそれを飲んでまたすぐに寝ました。
次の日の東日本実業団はこの状態では難しいかなと思っていたのですが、最後まで希望は捨てず、次の日の朝練で出場するか決めようと決意しました。
迎えた当日の朝練で思ったよりも体調が回復したので出る選択をしました。
これを思ったのも市船の先輩がラストレースという事を前日に知りました。
れんや先輩は高校インターハイ1500m800m2冠を達成し、800mで国体優勝し、当時の高校記録(1分48秒08)を出した偉大な先輩です。
更に、都大路でも史上2人目である2区7分59秒と8分切りを達成し、都大路チーム6位入賞を果たしました。
そんな偉大な先輩と人生最初で最後の走れるレースでした。
こんな機会を逃すわけにはいかないと思い走った結果、今季自己ベストの3分53秒16を出す事ができました!
まだまだ全然前で戦うことはできませんでしたが、少しずつ前に進んでいることを実感できたとともに、自分がやってきている練習は間違えではないことを感じる事ができました!
ゴールした後は先輩への今までの想いが込み上げてきて、、詳しくは動画をご覧ください。
最後、ゴール後に先輩と中村先生の姿がありました。れんや先輩のラストレースを皆さん現地まで見にきて、「お疲れ様」と声をかけておりました。
なんでいいチームなんだろう!と心から感じる事ができ、恵まれた環境で競技ができて幸せだなと思いました。
最高な1日でした!ここで僕も皆さんから元気をもらえたので、更に上に進めるようにまた頑張りたいと思います!
皆さんに少しでも元気を与えられるように僕も楽しんで競技をやっていきたいと思います!!