思いやりプログラミング

ポエムなので、noteに書きます。

弊社には、「思いやり10ヵ条」といういわゆるクレドがありますが、私が提唱しているのは、「思いやりプログラミング」です。

思いやりプログラミング

プログラミングをする時は、周囲の全てに対して思いやりを持ちましょう。

プログラミングをしていると、戦っているのはコンピューターのような気がしてきますが、ほとんどの場合、戦っているのは人間です。
複雑性、バグは、誰が作っているのでしょうか?
人間が作っています。
エラーコード、エラーメッセージは誰が誰のために書いたものでしょうか?
人間が人間のために書いたものです。
コードの裏には人間心理が隠れています。
読み取って理解しましょう。

自分が書いたコードは、一ヶ月後には他人が書いたコードです。
ソフトウェアは、一回作って終わりということはありません。
追加改修が必ず行われます。
これからあなたのコードを読む人が、読みやすいように、理解しやすいように、思いやりを持って書きましょう。

アプリケーションを書いていると、とにかくロジックを完成させようとしてしまいます。
そんな時、データベースに対して、思いやりを持てているでしょうか?
乱暴なSQLで、データベースに負荷をかけていないでしょうか?
データベースに対しても思いやりを持って書きましょう。

私達が扱うデータは機密情報です。
情報が漏洩すると、大変なことになります。
セキュリティを守るために、もしここでこういう値が入ったら、このパラメータが誤って混入したら、情報漏洩につながらないか、問題が起きないか。
セキュリティを考えて、データに優しく、思いやりを持って書きましょう。

プログラミングは何のためにするのでしょうか?
それは使う人、ユーザーのためです。
作ることに集中してしまうと、ついつい使う人の気持ちを忘れてしまいがちです。作る人の気持ちではなく使う人の気持ちを考えて作りましょう。
ちょっとした使いやすさの積み重ねが、ソフトウェアの品質を高めます。
ユーザーに対して思いやりを持って書きましょう。

プログラミングは、常に同時に多方面に対して、思いやりを持って書くことが必要です。
思いやりのレベルを上げていきましょう。


(本当は、思いやりコーディングの方が好みですが、伝わりやすいと思って思いやりプログラミングにしました。今度10ヵ条を考えましょう。)


ぜひ、ランチ行きましょう!