バイトを辞めるということについて。
今日も1日お疲れ様です。
今日は来年から社会人になる同期とご飯を食べに行きました。僕と同期は同じ餃子の某チェーン店で一時期働いていたこともある仲で、僕は2年前に忙しさなどでバイトを引退。同期は最後まで働いて、今日はそんな二人の思い出のバイト先にご飯を食べに行きました。
相変わらずのバカ話から、真面目な就活の話までしましたが、合間の接客の時にも同期はやっぱり職場のパートのおばちゃんたちから好かれていました。やっぱりやりきる、筋を通すというのは本当に大事なことなのだと痛感します。
どこか言い訳を作った2年前
僕は大学1年の秋からちょうど1年間ほど、業界では厳しいと言われるこの飲食店で働きました。周りの同期や先輩に恵まれ、厳しいながらも働くことに対する考え方、働き方、ふざけ方、コミュニケーション、いっぱいいっぱい学びました。ここに関しては後日また整理して投稿したいと思います。
しかし当時の不器用で緊張もしやすい僕は、1年経つころ年下の後輩が自分よりも仕事ができていること(主観)、自分の仕事のできなさ(主観)に悩むことが増えていました。またサークルの役職になった時期でもあり、将来の教師に向けて塾講を始めた時期でもあり、そっちの方に力を向けたいと考えていました。
しかし今思えば、本当に反骨精神があったのであれば、平日なり土日のサークル後に続けることができたのではないかとも思ってしまうのです。ただ当時の僕は「会長ならサークル後はすぐ帰らずに後輩と遊ぶべき」とか「繁忙期の土日に入れないバイトは意味ない」などの常識を持ち出すことで自分を正当化していた節があるように思います。相談しても良かったのです。働きぶりを評価してくれる職場の方もいっぱいいました。
また一方でサークルの会長、塾講師、理系学生という忙しさの中で、ストレス元を絶ったという意味では、自分の身を守った行動ともとれます。こう見ると本当に物事は捉え方次第ですね。実際長い人生の1つのバイトにすぎません。ただやっぱり変わらないこと、1つだけ言えることは「辞め方」です。
フェードアウトした
ぎりぎりまで結論を悩んだ僕は、辞める際には皆に公言することはせずに、少しずつ入る回数を減らし、お店にとって急な変化がないようにして、ある日店長に辞める旨を伝えました。店長も察してくださっていました。新しいバイト先での活躍も祈ってください、本当に優しい尊敬できる店長でした。
ただバイト先の方からすると僕は突然辞めたように感じます。その後はお店にお邪魔しても歓迎してくださり、本当にありがたいことこの上ないんですが、やっぱりあのとき、公言して最後にできることをして退職することができたら一番よかったのかなぁと思います。
こんなツイートがありました。
「いつか戻ってこれる辞め方」
これにつきます。お世話になったバイト先を辞める方にはぜひ一度考えていただきたい内容です。
その後の長い人生での関わり合いのため、その過去を引き受ける自分のためです。
もうすぐバイトを辞めようと思っている自分にも、自戒の意を込めて。