現実を知り自分を創る

【現実を知る】

私どいたまの実兄ぎせいさんから実父どんさんの遺言書を兄妹で確認したいと電話があったので、兄妹3人で会う事になった
その時の事を書かせていただく

実父どんさんの遺言書は8年前に書かれたものだった
実父どんさんは公務員を退職した後、行政書士の資格を取得して起業していた
そうであったからか遺言書は素晴らしく具体的に記載していて、細部まで丁寧に書かれてあった
実父どんさんらしい遺言書だった
ありがとうございます
内容に少し触れると、「現金、預金は妻へ、土地建物は長男へ贈与」
私どいたまは以前に実父どんさんから直接聞いていて、「それで良いと思うよ」と伝えた事を思い出した
私どいたまにはお金も土地も贈与しないけどいいかな?って言う事だったのだろうか
私どいたまはそれが当然だと思った
田舎の土地を引き継いでくれた実兄ぎせいさんにありがたく思う
実姉まきこさんも同様にその遺言書に異議はないと言った
遺言書の話はこれで終わり、「兄妹3人で揉めなくて良かったね」と話した

実姉まきこさんが実兄ぎせいさんに、「実父どんさんの介護の事で話し合おうと言ったのになぜ先延ばしにしたのか納得がいくように説明してほしい」と問い詰め始めた
実兄ぎせいさんは「介護分担についてわざわざ話し合う必要はないと思った」と答えた
「そんな回答では納得いかない」と実姉まきこさんは言う
実兄ぎせいさんが「そんなに人を理詰めにしたら、相手もキツいが自分もキツいのではないか、まきこさんは首を突っ込み過ぎているのではないか」と言い、実姉まきこさんは「ぎせいさんが何もしないから言っているのに!!」と声を荒らげた
実姉まきこさんは、実母かまいさんの愚痴をすべて鵜呑みにして実兄ぎせいさんを責める
「私どいたまの話を少し聞いてほしいのだけどいいかな?」と2人に問うと少しトーンダウンしてきた
「実兄ぎせいさんの指摘はもっともだと思うし、そんな指摘をしてくれる人はなかなか居ない、だからマイナスではなくプラスに受け止めよう」
「冷静になって相手に話を伝えよう」
「自分も相手も60点くらいでOKしよう」
「実母かまいさんの事はしばらくそっとしておこう」
「実母かまいさんに頼み事をされても、実兄ぎせいさんに相談してと言おう」
「実母かまいさんは用事を頼みたいのではなく、すがりたいだけだと理解しよう」
「実母かまいさんの頼みを断る勇気をもとう、たとえ一度失敗しても何度もトライしよう」
「良い事も悪い事もすべては自分の種まきの結果である」と伝えた
実兄、実姉は黙って私どいたまの話を聞いていた
2人にどのくらい伝わったかはわからない
でも最後は笑ってわかれた
私どいたまの話を聞いてくれてありがとうございます
2人が自分らしさを取り戻してくれる事を願う

#家族
#課題分離
#感謝

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?