現実を知り自分を創る
【現実を知る】
私どいたまの実兄ぎせいさんから実父どんさんの四十九日法要の事で電話があったので書かせていただく
私どいたまと夫いっぱしさんの2人で法要に出席してほしいとお願いされる
「2人で出席させてもらいます」と伝える
実母かまいさんの様子を語り始める
「実母かまいさんの言っている事とやっている事がチグハグで、すぐに気が変わる、実父どんさんが亡くなった時に病院に遅れて到着した私どいたまにしがみついた実母かまいさんに不快感を覚えた」と教えてくれた
私どいたまの感じた違和感は実兄ぎせいさんも感じていたのだ
また通夜の夜に実姉まきこさんから「実兄どんさんの良い思い出、良いところを語って」と責められた事、「夜中じゅうずっと責められて、一睡もしていない」と教えてくれた
確かに、実姉まきこさんは私どいたまにも「実兄ぎせいさんに実父どんさんへの思いを問う」と話していた
私どいたまは「そんな事聞く必要はないのではないか、人それぞれが心に秘めていれば良いのではないか」と伝えたが、実姉まきこさんは譲れない感じだった
まさか、実父どんさんの通夜の夜に問い詰めるとは思ってなかった
実姉まきこさんは葬儀が終わった後も、「なぜ遺族として仕事を休んでやるべき事をやらないのか、これはしたのか、あれは終わったのか」と長男ならそうすべきだと責めてくる
実姉まきこさんは、実兄ぎせいさんに期待をし過ぎている
自分の理想を押し付けているのではないかと思う
私どいたまは「実母かまいさんは今後、寂しい私、可哀想な私を演じる(これは私どいたまの歪んだ見方なのだろう)かもしれない、だからそれに飲み込まれずに注意する事
実姉まきこさんには争わず、余計な事は言わない事、黙って聞いておいた方が良い」と伝えて電話を終えた
私どいたまの実兄ぎせいさんは私の12歳年上、実姉まきこさんは私の9歳年上、私どいたまは末っ子の3人兄妹である
実兄ぎせいさんは私どいたまが小学生の頃に、隣町まで車に乗せて行ってその場所に置いて帰った事がある
私どいたまは1人で徒歩で帰ってきた
小学生の足で2時間以上はかかる場所から泣きながら帰ったのを覚えている
私どいたまはその出来事をずっと自虐ネタとして友達や職場の人に話して笑いに変えていた
一方で実姉まきこさんはいつも私を守ってくれた
私どいたまの実家は駅から遠く、高校に電車通学するにも歩くと山一つ越えるくらいの道のりだ
実姉まきこさんは現在の夫(どいたまの義兄)と共に私どいたまを駅まで迎えにきてくれていた
本当にありがとうございます
改めて、実姉まきこさん夫婦にお礼を伝えたばかりだった
実兄ぎせいさんにも実姉まきこさんにも、早く自分の潜在意識に気づいて、囚われていた自分を解放してあげてほしいと思う
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