現実を知り自分を創る
【現実を知る】
兄ぎせいさんから父どんさんの容体について電話があった
父どんさんは元気なく落ち込んでる
現在入院中の病院から他の施設に入所予定だったが容体が安定しないためこの病院で最期まで居る事にする
血液検査の結果がまったくよくないから透析が出来ない状態になると多臓器不全となり2週間もたない
延命措置について再度聞かれた
延命措置は一切しない事に同意したが本当にそれでよかったのだろうか
どいたまさんの意見が聞きたい
🧐私どいたまが伝えた言葉
私は母かまいさんと兄ぎせいさんが決めた事に何も意見する事はない
私はもう覚悟している
あの暑い日、両親が我が家を訪ねてきてくれた日が父どんさんの姿をみる最後の日になるだろうと思っている
父どんさんだけではない
誰にでも死は訪れる
連絡してくれてありがとうございます
🧐私どいたまの感想を言わせていただく
人はいつ死ぬかはわからない
だから誰かに会った時に愚痴を言ったり悪口を聞かせてはダメなのだと思う
最後には笑って別れなければならない
そして人生は一度きり
だから親の決めた人生、親子逆転の人生を送ってはならない
自分自信であり続けたい
この日の夕方、母かまいさんから私どいたま宛に電話があった
私どいたまは出なかった
母かまいさんは待ちきれずに夫いっぱしさんに電話をしていた
母かまいさんは夫いっぱしさんに、私どいたまの愚痴、兄ぎせいさんの愚痴、父どんさんの病気を嘆いてみせた
夫いっぱしさんには今後は母かまいさんの話をまともに聞かないように、母かまいさんから父どんさんについての電話があった時は兄ぎせいさんと話をすると言ってほしいと伝えた
母かまいさんの"かまってほしい"
"悲劇のヒロインでありたい"という
願いを叶えないために
誰かが母かまいさんを相手する限り、母かまいさんの自問自答はいつまで経っても始まらない
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?