現実を知り自分を創る
【現実を知る】
私どいたまの実姉まきこさんから実兄ぎせいさん夫婦の事で電話があった
5時間話した結果、実姉まきこさんに私どいたまの思いは伝わったのか
それは私どいたまにもわからない
実姉まきこさんは相変わらず実兄ぎせいさん夫婦の事を正論なのか義務なのか、べき思考で「ぜんぜん出来ていない、なんにもしてくれない」「長男なのに、息子なのに、なぜやるべき事をやらないのか!」と言う
実姉まきこさんに私どいたまが「実家の事は実兄ぎせいさんに任せよう」「実家の事なのだから口は出さないでおこう」と言うが納得しない
何度も何度も何度もやり取りを繰り返して、なんとなく理解してくれたかなぁと思っても、また感情がたかぶり堂々めぐりになる
実姉まきこさんは、実母かまいさんの愚痴を鵜呑みにして、実兄ぎせいさんのいたらなさを責める
実姉まきこさんは「どいたまはなぜ実兄ぎせいさんの肩を持つのか」と問うので、私どいたまは「実兄ぎせいさんも苦しんでいる、息子とうまくコミュニケーションをとれなくて、先行きの大きな不安を抱えている、でもそれに早めに向き合ってこなかった実兄ぎせいさんの行動はよくないとは思う、実兄ぎせいさんに対する私どいたまの気持ちはそれだけ、実母かまいさんの話だけで判断するつもりはない」と言った
それでも実姉まきこさんは納得しない
私どいたまは実姉まきこさんに「実母かまいさんの言う事を信じるのか、それとも私どいたまの言う事を信じるのか、もっと言えば、実母かまいさんをとるのか、私どいたまをとるのかを明確に言ってほしい」と言った
実姉まきこさんは「そんな事を決められる訳がない、そんなひどい事を言わないで」と言った
私どいたまは実姉まきこさんに究極の選択を突きつけてしまった
本当にごめんなさい
でも私どいたまは、一瞬"もうどうなってもいい"と思ってしまった
しばらくの沈黙でお互いに冷静になった
実姉まきこさんとの話の最後に明確になった事がある
私どいたまが実兄ぎせいさんを責めない理由を実姉まきこさんが理解してくれた
私どいたまの義理家族の事、実母かまいさんの事、実兄ぎせいさん夫婦の事は電話でも会った時でも話題にしないと決めた
最近の私どいたまと実姉まきこさんの会話と言えば、義理家族や実家の事ばかりだった
この話以外に話す事はあるのだろうか
人はきっと、それ以外の"ネタ"を持ち合わせていないのだろう
だから"した事のない事をして、会った事のない人に会い、経験や知識を積み上げていく"を繰り返して、幅のある厚みのある人間になっていけば、自然と会話の"ネタ"は増えてくる
今度はあれをしたい、この人に会いたい、あそこに行ってみたいとなれば、愚痴や不平不満を話す時間はなくなる
実姉まきこさんとは子供や孫、親の話ではなく、自分自身の話をして楽しい時間を過ごしたい
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