#7 【4つのまなゆいと個人的な見解について】
【4つのまなゆいと個人的な見解について】
(1)まなゆいとは『受けいれ認めゆるし愛しています』という4つのフレーズを使いながら、自分の湧き上がってくる感情を直視していくメソッドだと僕は思っていて、自分が見たくない感情だったりとか、事象(問題)だったりとか、人間関係だったりとか、自分の才能を開花させるためとか、いろんなものに使うものができるメソッドだと思っています。
(2)このまなゆいをただ湧き上がってくる感情をまなゆいしていくと、突然、氣づきが生まれたり癒しが起こったり、あるいは、自分の内側(おそらく潜在意識や無意識、深層心理など)とつながって自分の中から答えが見つかることがしばしばあり、セッションを通して涙される方もいたり、人によっては、ものすごい癒しや浄化などが起こっていると推察しています。
(3)しかし日頃から自分の感情と向き合うことから目をそむけていたり、直視できないでいるような場合、この4つの『受けいれ認めゆるし愛しています』のフレーズを使ってまなゆいしていくことが苦手だったり、難しいという人に出会う場合があります。そういう人に「じゃあ、どうやって使ってもらったらいいのか」と考えていたところ、4つのテーマに沿ってまなゆいしてくのはどうかと思いつきました。それが、①肉体レベルでのまなゆい、②思考レベルでのまなゆい、③感情レベルでのまなゆい、④魂レベルでのまなゆい、です。
(4)僕が最近セッションなどで活用している4つのまなゆいでは、「まず肉体レベルでまなゆいしたらいいことはありませんか?」と聴きます。この世にいる人はみな肉体をもっているので、まなゆいが苦手な人でもとっかかりやすいテーマと言えると思います。何か体の症状がある人はそこからまなゆいをスタートすればいいわけですし、そうでない人でも何かしらの体のこと、体調のことなど思いつくものがあると思います。それを本に、肉体レベルでまなゆいをし尽くします。「もうこれ以上、肉体レベルについて何も出でこないわ」というところまで進んだら、次の思考レベルでのまなゆいに進みます。
(5)思考レベルのまなゆいでは、人間の脳は1日に何万回も思考していると言われていますが、今度はその思考をテーマにまなゆいをやりつくします。これから先は肉体レベルのまなゆいと同様に、もうこれ以上、思考レベルについて何も湧き上がってくるものがない状態、思いつくものがない状態になるまでまなゆいをし尽くします。また肉体レベルのときもそうですが、方向性がみえてきたら、それについて『自分を生きるまなゆい』で宣言したのち、次の感情レベルでのまなゆいに進みます。
(6)感情レベルのまなゆいでは、これまでと同様、感情レベルで湧き上がってきたものをまなゆいしていきます。触れられたくない感情、目を背けたいものがあったら、それもいいでしょう。ただ、『受けいれ認めゆるし愛しています』の4つのフレーズは比較的言葉がソフトで、なかなか普段直視できないようなディープな内容でもやさしくまなゆいヴェールで包んで放つことができるので、普段みれない感情も、もちろん個人差はありますが、どんどん手放していくことができるようになっていきます。感情レベルでまなゆいが完了したら最後に魂レベルのまなゆいに移ります。
(7)「魂レベルでまなゆいしたいことはありませんか?」と聞かれても、自分の魂とは何か?とか、自分の生まれてきた目的とは?とか、自分の魂が喜ぶことをするとか、普段から考えていないとなかなかピンとこないかもしれません。しかしここでもまなゆいをしていくと、自分の今の肉体の状態が自分の魂のミッションにつながっていた、肉体レベル、思考レベル、感情レベルでまなゆいして出てきたことが、実は自分の魂を喜ばせることにつながっていたとか、氣づきが得られるケースがあります。
(8)ここで重要なのことだと思うのは、まなゆいをしていくと自分の内側から自ずと答えがでてくるというところにあります。まなゆいのメソッドの素晴らしいところです。こちらはまなゆいの応援のフレーズで、ただ応援させていただいているだけなのですが、自然に自分の内側から答えが湧き上がってきます。それはもしかしたら、本来の魂の目的とは異なっているかもしれません。でもそれが問題ではなく、現時点で考えうる自分の魂レベルに対する氣づきが生まれるということです。そこにまなゆいの素晴らしさがあります。
(9)その状態になったとき、例えば、肉体レベルで不調があった人がその氣づきが生まれることによって症状が改善したり、思考レベルで問題だと思っていたことが急によくなったり、感情レベルで氣づいたことが実は魂レベルのミッションにつながっていたり、人によって様々ですが、ものすごくエネルギーの高い状態になっていると個人的に感じています。発光しているというか、光っている感じがします。
(10)ここまで4つのまなゆいと、そのセッションをやって経験させていただいた個人的な見解を綴ってみました。人によって状況や環境が異なるので、得られることも変わってくると思いますが、これからもこの4つのまなゆいについての考察を深めていければと思っています。受けてみたい方がおりましたら、ご一報ください。