仕事のできない人の時間の使い方5選
こんにちは,たむら です。
今回は,時間の使い方についてのお話です。
私もかつては業務に日々追われる中,時間の使い方について真剣に悩んでいました。そのような時に考えたことをお話しできればと考えています。
特に最近では,コロナ禍で在宅ワークやフレックス出勤が推奨される中,自分の時間の使い方によって如実に業務効率・実績に差が出る事態となっており,ますます時間の使い方が重要となっているのではないでしょうか。
1 集中できる時間帯を無視する
人が集中できる時間帯は一定の決まりがあります。それを無視して,仕事を続けようとすると集中力が落ち,頭が働かなくなることで業務効率が落ちます。
では,どのような時に人は集中できるのでしょうか。
・ 起床後2~3時間
起床後2~3時間は脳のゴールデンタイムです。寝ている間に脳の疲れが取れ,整理された状態になるので一番パフォーマンスの良い時間帯となります。そのような時には論理的作業,文章作成,語学学習など高い集中力が必要なものを行うと良いです。
・ 場所を変えてみる
よくリフレッシュのために場所を変えてみようといわれることがありますが,これも実は効果しっかり確認されていることです。場所を変える(見ている風景を変える)と場所ニューロンが活性化されて海馬が活性化されます。
つまり,職場内の別の場所に移動することやランチに外に出て気分転換などをすると簡単にリフレッシュできますよ。性化されす。つまり,職場内の別の場所に移動することやランチに外に出て気分転換などをすると簡単にリフレッシュできますよ。
・ 仮眠をとった後
仮眠をとった後は,脳と身体の疲れが少し集中力が回復します。昼休みに20~30分の仮眠をとることで午後からの業務効率を上げるだけでなく,死亡率も低下するということも言われています。
なお,仮眠の取りすぎは逆に効率を下げることになるので多くても30分以内で起きるようにアラームをセットする,コーヒーなどのカフェインを取って仮眠をとるなどの工夫をするとよいかと思います。
・ 運動をした後
1日15分の運動はで死亡率が14%低下し,平均余命が1,002日つまり約3年伸びるという研究データがあります。それを知るだけでも運動をすることのメリットを知ることとなります。その他にも,海馬の神経増やし長期記憶を強化する,脳の容積が増える,認識の柔軟性や学習能力が向上する,作業記憶が良くなる,ぐっすり眠れるといった効果があります。
なにより,私は,軽い運動(決して激しい運動ではありません)をすることで,血液が全身に行き渡るような感覚がして,気分爽快になり次の作業に集中して取り掛かることができるようになります。
2 朝シャワーを浴びない
朝に頭がボーっとしているのは,夜に優位性を発揮していた副交感神経(リラックスの神経)から交感神経(活動の神経)への切り替えができていないからです。では,切り替えを行えばよいのかというと・・・・・。
交感神経が優位になるということは,体温や心拍数が上がるというわけで,シャワーを浴びると自然と交感神経が優位になり,朝からの活動を促進してくれます。たった,5~10分で午前中の業務効率を上げることができるので,やらない手はないと思います。
3 締め切りを気にしない
締切時間を決めることの効用はたくさんあります。
まずは,締め切り時間を設定すると,作業を開始した最初の効率の高い状態を初頭努力,終了間際の頑張りを終末努力の二つの効果が得られます。
クレぺリン検査からも,検査開始直後の効率と作業終了間際の効率が高いこと示されているように,新鮮な気持ちで取り組む最初と追い込まれた最後には集中して物事を進めようとする意識が高まる気がします。
次に,スケジュール上どうしても外せない用事を入れること(デートやコンサート等々)で,何としてでも残業をせずに帰ろうとする気持ちが生まれることもありますよね。この何としてでもという気持ちが人の集中力を高めることは言うまでもありません。
また,いつまでにするのかを決めないと,いつかやればよい気持ちが強くなり,結局のところいつまでもやらない事態になり兼ねません。
4 アウトプットをしない
アウトプットをしないと結局何をしていたのかを忘れてしまいます。せっかく時間をかけてしたことをすぐに忘れてしまっては意味がありませんよね。
また,インプットするときからアウトプットを意識することで,自分にとって必要な要点を整理することやわかりやすく要約を意識することでしょう。
一度まとめたものを再度,思い起こすことや読み返すことで何を言いたかったのかすぐに理解し説明できることで,時間の有効活用かつ業務効率を上げることにつながることでしょう。
5 空いた時間で仕事をする
意外に思われるかもしれませんが,時間術を駆使(?)して時間ができたときに何をするでしょうか。
これでますます仕事をする時間が増えたと喜ぶことはあまりお勧めできないかもしれません。
仕事を効率的に終える術を覚えて,仕事をしていては何のために時間を捻出したのかわかりません。
捻出した時間は,自己投資や能動的な娯楽(読書やスポーツ,楽器の演奏などなど,能動的に取組むことで自己成長を促すような娯楽)に充てることで,今まで持っていなかったスキルを身に着け,より人生を豊かに・さらに本来の業務を早く・深くこなせるようになることを目指すべきです。
さらに一度自己成長するスパイラルに入ると,自分の自由時間を増やすことができるだけでなく,一生モノの自分のスキルを身に着け自分の人生を豊かなものにしてくれることと思います。
今回参考にさせていただいた本は,樺沢紫苑さんの「神・時間術」という本です。興味のある方参考までにアマゾンのリンクを貼らせていただきます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
これからも、ビジネスに役立ちそうなものや京都に関するもので、有益なものがあればご紹介できればと思います。また、継続して書く励みになりますので内容に興味がある方、参考になった思われる方は、スキボタンをクリックいただければ幸いです。
また,次回の記事でお会いしましょう!ありがとうございました。