「さんぽセル」開発の小学生に感謝します

私は「ランドセル症候群」というものを知りませんでしたが、ランドセルを背負うことで健康障害が出るのであれば、大人が改善策を模索するべきでした。
教科書は学校のロッカーに置いてよい。タブレットを最大限活用する。…等、少し考えても、いくつか案は出てきます。

自分の使う道具(ランドセル)が、使う(背負う)ことによって健康障害を引き起こすという問題点を、自らの力で改善しようと考え、行動し、形にした。
大人ができなかったことを、やり遂げた小学生を全力で誉め称えたい。そして、健康障害から解放されるであろう多くの小学生を救ってくれることに感謝したいと思います。

「さんぽセル」を使うことで、姿勢が悪くなることや、手首の負担を心配させれている人もいらっしゃるようですが、「さんぽセル」を使うことで体に不調が出てきたならば、また近い将来、改善されていくことでしょう。

私たちはトライ&エラーを繰り返し、「より良いもの」を手にしています。
周囲を見渡せば、何一つとして、最初から完全な状態でそこに存在するものはありません。

大人からの指摘にも、堂々と、理由をつけて自分の意見を言える。こんな素晴らしい小学生に、拍手喝采を送りたいです。
身体機能や労働についてではなく、思考に限って言えば、
大人だから正しい、ということはありません。
子供だから未熟、ということもありません。

子供を持つ親として、子育てしてきた者として、この小学生とその親御さんに、感謝と称賛を送りたいと思います。

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