『アドベンチャータイム』の魅力ープロローグー
皆さんはこのアニメをご存じでしたでしょうか?
その可愛らしいデザインから、若者にもマスコット的な位置づけとして人気のこの作品。
街を歩いていると、女子高生がバックに
ジェイク(黄色い犬)のぬいぐるみをつけているのをたまに見かけます。
そういう意味では、アニメは見たことがなくても、意外と多くの方に認知されているかもしれません。
そのポップな第一印象から
この作品を単なる子供向けアニメとして認知している方も多いかもしれません。ですが、実際のところは、卓越したエンタメ性と奥深い哲学性を兼ね備えた、まさに「志向のアニメーション」なのです。
ではここで簡単なあらすじを。
実際、2010年の初放送時は、
全米で視聴率1位を獲得していたり、
アニメのアカデミー賞といわれるアニー賞最優秀作品賞を2014年に受賞していたりと、実績は本物です。
このアカウントの目的としては、
私の記事を通して、
より多くの人に『アドベンチャータイム』の素晴らしさを知ってもらい、DVDやサブスク等で実際にこの作品を観てもらうことです。
つもりは、「ね?このアニメ面白いでしょ?」と皆に自慢したいのです。
願わくば、そこから何か感じ取るモノが湧いてきてくれれば幸いです。
それはあなたの人生の大きな糧になるはずです。
いや、ならないかもしれません。責任はとれません。ですが、面白いと思います。
ついでに、
何が面白いのか簡潔に触れておきましょう。
あくまで私の主観的な見解ですが。
正直、1話単体で観た時の内容は結構カオスです。
主人公やその仲間たちが、魔法の存在する世界で
一風変わったキャラクターたちと共に
様々な場所を冒険したり、トラブルに巻き込まれたりするのですが、
そこには「秩序」というか「予定調和」というものがあまり存在しません。
キュートな絵柄にそぐわず
展開が突拍子もなかったり、
グロかったりもしますし、
その状況でそんなこと考えたり、行動したりする?
みたいシーンも多々あります。
(とはいうものの、ちゃんとストーリーとしては成り立っていますし、子供は見れるくらいにはシンプルな構成です)
逆に、それらによって展開が予想できず、
話のオチが最後まで気になってしまうのです。
絵柄から滲み出るシュールさやアメリカテイストの軽いギャグも相まって、その世界観に引き込まれる構造になっています。
1話完結でそこまで頭も使わないですし、
尺も10分程度でなので、気づいたら
見終わっているなんてことも私はざらです。
こうした麻薬的な側面が強い一方で、
その裏には教訓や皮肉めいたものも話の節々に現れたり、感動するシーンもたまにありますし、
通しで何本も観た時に、驚愕の伏線回収があったりと見方によっては子供だけでなく大人も楽しめる作品となっているのです。
今説明したような要素は、
日本アニメにはあまりないものだと感じていて、
人によっては、今まで味わったことのない新鮮さを感じるはずです。
クリエイターの方にとっても、創作に新たな視点を与えてくれるきっかけになるのではないでしょうか。
最後に、
アドベンチャータイムを見てほしい!
と主張はしてるものの
実際問題、この作品を視聴できる媒体はそう多くはありません。以前はNETFLIXやAmazon Primeで扱っていましたが、
現在(2024年8月30日時点)では、
TSUTAYA DISCASやカートゥーンネットワークでしか視聴できず、
それかDVDを購入するという手段もありますが、
これはほとんどの人にとってハードルが高いでしょう。
なので、まずは
YouTubeに載っている無料分を視聴することを
おすすめします!!!
(※カートゥーンネットワークの公式動画です)
あとは、
厳選エピソードのショート版も同じく
YouTubeにあがっているので見てほしいですね。
途中までで短いですが、とても意味がわからず、最高です。
そして今後、他のサブスクで『アドベンチャータイム』が見れる日を待ちましょう…(笑)
また、このアカウントで
この作品の感想を1話から随時載せていくつもりなのでそれで楽しんでもらうのもいいですね。
ただ私は、大した分析力や文章力も持ち合わせておらず、この作品の魅力を100%伝えられるとは思っていませんので、雰囲気だけ掴んでもらって、やっぱり映像でみてください…(笑)
これから主観MAXの浅―い感想を
楽しく投稿できたらと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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