隣の隣で火事があった話
7月上旬の話。教室の隣の隣で、火事があった。
焼け跡もいまだ片づけられる気配なし。
今もなかなかな惨状。
レッスンが終わって1時間後くらい。外がやけに騒がしいなあ。今日はお祭りかい?なんて思いつつ仕事後のティータイムを楽しんでいたところ、騒ぎはどんどん大きく。
時々爆発音や、男性の「下がってー!!」みたいな叫び声も聞こえてくる。
それでも、おー、おみこしでも盛り上がってるのかね? なんてのんきに思っていたところ。
燃えていた。
火柱が上がっていた。
隣の隣の家が。ボーボーっす!!!
ああ、このまま自分の仕事場が燃えてなくなるかもしれない、という恐怖が、突如目の前に現れたわけだけれども、人間、そういう場面になると、実際はなんにもできないものなんだなあ。。。
とっさにできた行動は、とりあえず仕事場に戻って、通勤リュックしょって、部屋の中で立ちすくむのみ。
しばらく、えーと、えーと、とか言いながら、頭の中は真っ白。部屋の中で天を仰いでいた。
そんなことしてたら、おまわりさんと消防士さんがきて、家からすぐ出てください!!!とのこと。
小雨降る中、しばし、近所の人たちと、あーだこーだ世間話しながら、燃える家を鑑賞するしかすべはなく。
仕事場には立ち入り禁止のテープが張られ。
・・・この続きにご興味ある方は、教室で聞いてください。
とにかく、風のない小雨の天気だったので、運よく仕事場は無事だった。
風の強い乾燥した日だったら、仕事場はなくなっていたかもしれないというお話でした。
だって。うちの教室。壁なんて、中身ワラっす。ワラ!!
壁がワラって。耐火性ゼロ(笑)。
築50年以上。そりゃあもう、全てが良く燃えそうな素材でできてる家で。ちょっと火の粉が飛んできたら、瞬殺。
原因は、どうやらタコ足配線がショートしたということらしい。
住人の方は無事だった。
タコ足配線で家がなくなるなんて。。。皆さん、気を付けましょう~~~~。