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人も宇宙もみんな死ぬ
反射的な、反応的な、習慣的な、いつものパターンの、浅い、思考停止的な、行動や考えと、
すぐに反応して行動するわけじゃなく、立ち止まり、自分の深いところにつながり、意識的であり、意図を持って、できるだけ、命から、魂から、根元から、源泉から生きること、
たぶん多くの人は、後者を尊いと感じ、後者のような生き方、あり方を憧れ、目指すように思う。かく言うオレも、そうである。
人の多くは、何事もなければ前者で生きている。それは時に盲目的で、ドツボにはまり、苦しみを生む。
後者になれば、苦しみがなくなるのかといえば、そんなことはなくて、苦しみの質が変わるだけだ。
どちらを好むかってだけだ。
どっちが正しいとか、優れているとか、進んでいるとか、素晴らしいとか、良い生き方とかは、ないように思う。
いろんな生き方があって、そして皆、死んでいく。繁栄しすぎた生き物はいづれ滅びるし、地球は太陽にのみ込まれるし、宇宙にも終わりはある。
何が言いたいかというと、それでもオレは、どうしても、なぜか後者を選んでしまう。それは能動でも受動でもなく、中動なのである。
そうありたいと願いつつ、そうできず、抗いつづけ、気づかないうちに死ぬ。