オレはあまり我慢ができない
オレは我慢があまりできない。やりたくないことはしたくないし、そもそもできない。我慢してやろうとしても、すぐに我慢の限界が来てしまう。
根性がないのかもしれないが、どうしようもない。無理なものは無理なのだ。
それで大切な人に辛い思いや苦労をかけてしまうことになっても、オレにはどうすることもできない。
ただひたすら申し訳ないと思いながらも、我慢できずにやりたくないことはできなくなる。
たとえば、仕事がそうだ。つづかない。まったくもって長続きしない。すぐに嫌になる。
お金は生きていく上で、どうしても必要になってくる。光熱費、通信費、交通費、食費、交際費、家のローンから税金に至るまで、この世はお金がかかることばかりだ。
しかしオレは、仕事がつづかない。だからお金が稼げない。
これまでにチャレンジした仕事は、両手両足では足りない。最短は一日、最長は9年間だ。
9年続いた仕事も、最後の数年間は一週間に一回までに減らし、どうにか続けようと頑張ったが、無理だった。
フリーランスとしても挑戦中だが、そうなると自分でいろんなことをしないといけなくなる。そこには当然やりたくないこともある。
お金を稼ぐ以外にも、生活保護や死ぬことも一つの選択肢として常にもっている。しかしこれはできることなら、最後の手段にしたい。
オレはたとえ、やりたいことのためだとしても、大切な人や、夢のためだとしても、嫌なことをどうしてもあまり我慢することができない。そういう呪いのようなもに呪われている。
オレは基本的に、ずっとダラダラとしていたい。強烈にひたすら、できることならずっとダラダラしていたい。
しかしまだ人生をあきらめてはいない。ダラダラしながらも、オレに務まる何かがあるかもしれないと、今日も試行錯誤している。
我慢できない自分にあまり憂うことなく、生きていくことにしている。
それがオレの使命のようにも、勝手に感じている。