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興味関心の時空間が狭くなっている

 興味関心が持てる範囲が時空間とも明らかに狭くなってきた。
 その範囲はその時々によって変わる。最も狭くなったときは、イマココの自分だけになるんだけど、日常的には空間は生活範囲であり、時間は長くて二〜三週間、短い時はは半日くらいだ。

 まずは地球の環境破壊について、昔はめちゃくちゃ関心があったけど、今はほぼゼロ。地球は大丈夫という確信があるというのもある。
 もちろん環境破壊の現状は、人間や他の動物や植物にとっては大変な事態かもしれないけれど、地球は昔ドロドロのマグマだった時もあれば、隕石が落ちてきて分厚い雲に覆われた時もあった。それと比べれば地球にとって今の状態なんて、屁のカッパであるとしか思えない。
 あくまでも、人間にとって都合の悪い状態に、地球がなっていっているってだけだ。
 ということで、地球が大丈夫だからオレはあまり気にしない。

 人間については諦めている。人間は変わらない。
 ずっとそうだったように、これからもそうである。地球をはじめ植物も動物も人間自身も、あらゆるものを人間は殺し破壊し、そして地球が創造してきた。
 しかし人間はすごいスピードとすごいパワーを身につけ、破壊をし、人間をはじめ、それに巻き込まれた者たちの創造のスピードとパワーが追いついていない。もしくは人間にとって都合に悪い地球の創造が進んでいる。ただそれだけだ。

 だから、オレの興味関心が時空間ともに狭くなっていくのは必然のように思える。
せめて自分の身近な時空間だけでも、ぼちぼち心地いいものであってほしい。
 自己中でわがままであるけれど、本心だ。

 欲張らなければ、世界に与えるダメージは小さくなる。
 たぶん人間は欲張りすぎなんだ。でも、それを止めることはできないだろう。
 そしてオレは自己中になる。

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