読書会で「コンビニ人間」を読んでます
村田沙耶香の「コンビニ人間」の読書会を、毎月第二木曜日の夜にzoomでやっている。昨日で八回目が終わった。毎回一段落づつ進んでいく。
昨日は四ページを希望者を募り輪読し、感想、考えたこと、気づいたこと、思いついたことなどをトーキングサークル方式でシェアしていく。
トーキングサークルとは、決められた順番で順繰りしゃべっていく。聞いてる人は黙って聞く。しゃべっていいのは順番がきたときだけ話す、しゃべることがなければパスしてもいい。
このやり方の面白いところは、輪読で聞いた文章や、しゃべった人の内容が刺激となり、今まで気づかなかったこと、注目していなかったところ、考えても見なかったことに出会えることだ。
ひとりでいくら何度も読み返してたとしても、巡り会えなかった行間に出会えることだ!
昨日も四ページを、五人で一時間三〇分も語り尽くした。
ちなみに初参加者が二名、うちひとりはコンビニ人間の本を読んでも持ってもいなく参加し、もうひとりは途中までしか読んでいなかったけど、それでも参加して語り合えるのが、オレが主催している読書会の特徴の一つ。
この読書会、いつコンビニ人間を読み終わるのか……、オレには分からない。
ちなみに無料でやっている。
参加者みんなを尊重しつつも、好き放題しゃべり、主張できるのが楽しくて仕方がない。