チョコビに対してずっと思っていたこと
皆さんこんばんは。
髙橋多聞です。
1988年生まれ。アニメ『クレヨンしんちゃん』放送開始当時4歳。
野原しんのすけと同世代の僕にとって、「チョコビ」は永遠の憧れとも言えるような存在でした。
頑固で気分屋なしんのすけに対する最も有効な交渉材料。
彼をそこまで夢中にさせるあのお菓子はそれはそれは美味しいに違いない……。
ああ、僕もいつかはチョコビを食べてみたい……。
口一杯にほおばってボリボリしたい……。
そんな風に思って日々を過ごしていたら、気づけば野原ひろしの4コ下になっていました。嘘だろ。
そんなチョコビも今ではコンビニで買えるから、良い時代になったもんです。
僕が小~中学生くらいの時もコンビニで「チョコビ」と名のつく菓子は売ってましたけど、あれはココア味のラムネでしたからね。
家に帰って開けてみたらチョコビとは似ても似つかないものだったんですが、味はびっくりするほど髙橋好みで、一時期毎日のように食べていました。
今もあるんだ……。
僕が記憶する限り、他にもチョコビの名を冠するタイアップ菓子は様々あったんですが、どれもこれもイメージの中のチョコビとは程遠いものでした。
その点こいつは一番イメージに近い。パッケージもまんまだし。
ただ、どう考えてもこの商品、マンガやアニメに登場するチョコビとは違うんですよ。
まず色。マンガ・アニメではチョコビは白っぽいんですよね。
これは茶色です。チョコビと言うよりは「スタフィーの干物だよ」と言われた方がしっくり来るかもしれません。
次に名前。
チョコビって多分「チョコビスケット」の略だと思うんですけど、これはビスケットじゃなくてキャラメルコーン的な何かじゃないですか?
これはこれで美味しいんだけど、なんか違う。
なんとなく、ものまねタレントの神無月さんが野原しんのすけのものまねをするときに「おケツせいじ~ん」と言うのと同じモヤモヤを感じます。
と言うことで、チョコビ風キャラメルコーンを美味しくいただいた後、再びコンビニに出向き僕のイメージの中のチョコビに最も近いものを買ってきました。
コアラのマーチ。おそらく全国民が同じ事を考えているでしょう。
中身。ほら、もうチョコビじゃん。
つまりですよ……これらを組み合わせて……箱はチョコビ、中身はコアラのマーチにすると……。
チョコビ!!!!
完璧なまでにチョコビでした。
(コアラ面はひっくり返して隠す)
まさにイメージ通り。味も「これこれ~っ!!!」って感じです。
「いや、でも形違うし……」というご意見もあると思いますが、僕は31年間の人生の中で妥協と言うものを学びました。大人になったなあ。
さ~て、あとはプスライトを用意して、口一杯にチョコビ頬張ってボリボリしよ~っと。
じゃ、そゆことで~。